{"product_id":"4912076870660","title":"皮膚病診療 (2026年06月号) [雑誌]","description":"特集　自然消褪した皮膚疾患\u003cbr\u003e（馬場　直子　編集委員）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e小児の皮膚疾患は自然に消えるものが多く，保護者からも「自然に消えますか？」とよく尋ねられる．実際，乳児血管腫，先天性血管腫，tufted angioma，正中部母斑，（異所性）蒙古斑など自然消褪する疾患は多いが，同じ病名でも病型によっては消えない場合があり，症状や時期に応じた判断が必要である．ほかにも，肥満細胞腫（症）や若年性黄色肉芽腫，先天性血管拡張性大理石様皮斑なども自然消褪傾向を示す代表的な疾患である．成人の皮膚疾患にも自然消褪するものがどの程度あるのか興味深く，今回集めてみた．なかなか探すのがむずかしいかと懸念されたが，予想以上に多様な疾患が含まれていた．\u003cbr\u003eまず巻頭では，自然消褪は腫瘍性・炎症性・肉芽腫性といったさまざまな疾患でおこりうる現象であることが示されている．腫瘍性疾患では悪性黒色腫の自然消褪がよく知られているが，良性腫瘍でもまれにみられること，また，消褪過程の病理では，真皮内のメラノファージや単核球の浸潤が共通して認められ，場合によってはアミロイド蛋白の沈着もみられるなど，これまであまり注目されてこなかった知見が紹介されている．\u003cbr\u003e次に，皮膚肥満細胞腫について，一般に自然消褪しやすい疾患とされているものの，斑状丘疹状肥満細胞症や，びまん性肥満細胞症は自然消褪しない場合もあること，また成人では個疹の大きさや分布が異なり自然消褪はむずかしいとのことであった．また，一般的には自然に治ることもある小児の円形脱毛症については，重症例では慢性化しやすい二極性を示すため，その見極めのためのポイントと家族への十分な説明の大切さが強調されている．\u003cbr\u003e「臨床例」として，小児例では新生児一過性膿疱性メラノーシス，congenital self-healing reticulohistiocytosis，benign cephalic histiocytosis，成人例では線状苔癬，皮下結節性脂肪壊死症，亜急性甲状腺炎を合併したIgA血管炎などについてとりあげてみた．また，皮膚生検後に自然消褪した疾患として，皮膚アルテルナリア症，脂線腺腫，primary cutaneous anaplastic large cell lymphoma，基底細胞癌など多岐にわたる疾患での報告があり，それぞれ生検との因果関係が考察されていて興味深い．自然消褪現象がなぜおこるのか，どうすれば誘導できるのかといったことにも思いを馳せながらお読みいただきたい．","brand":"丸善出版","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":66777981518128,"sku":null,"price":3520.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/4912076870660","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}