{"product_id":"4912076870868","title":"皮膚病診療 (2026年08月号) [雑誌]","description":"特集　和名のない皮膚疾患\u003cbr\u003e（久保　亮治　編集委員）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eわれわれは母国語である日本語で，医学，皮膚科学を学ぶことができる．これは，数多くの医学用語を和訳してきた先人たちの業績のおかげである．世界を見渡せば，母国語で医学を学ぶことのできない国も少なくない．その際に生じる大きな問題の1つとして，母国語以外の言語で医学を学ぶ医学生が，患者と母国語でコミュニケーションを十分にとることがむずかしいことが指摘されている1）．一方，英語名が頭に入っていなければ，海外の同業者と意見交換することは困難である．ところが，ここに一種の逆転現象が生じる．母国語で学ぶことができる利点が，英語でコミュニケーションをとれない不利益に転じてしまう．若い読者にはぜひ，英語名も同時に学ぶよう心がけてほしいと思う．\u003cbr\u003e閑話休題，本号では，和名が確立していない疾患を取り上げた．明確な疾患群を対象とする特集ではないため，どんな症例が集まるのか少々不安であったが，非常に興味深い症例を数多く集めることができたと思う．執筆者の先生方に，心より感謝申し上げたい．\u003cbr\u003eまずコラムとして，和名がどのように付けられてきたのか，その歴史を村田洋三先生に振り返っていただいた．また，現在も「和名を付ける」という困難な作業は継続的に行われている．ICD-11の和訳という重責を担われた神人正寿先生には，そのご苦労の一端をご紹介いただいた．こうした多くの方々の尽力の上にわれわれの日常診療は成り立っているのだ，ということに少し思いを巡らせていただければ幸いである．\u003cbr\u003eさて，今回取り上げた疾患を，読者の皆様はいくつご存じだろうか．すべてをご存じの方は，相当な博識とお見受けする．これらの症例を通して改めて感じるのは，たとえ診断に至らない段階であっても，症状や所見を的確な言葉に落とし込み，記録することのできる“記載皮膚科学”の大切さである．さらに，そのような症例が蓄積されて互いに結びつけられ，1つの疾患として確立されていく過程もまた，皮膚科ならではの面白さである．これこそが，皮膚科臨床の醍醐味の1つではないだろうか．\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e〈文 献〉\u003cbr\u003e1) Hamad AA, et al：BMC Med Educ　25：701，2025","brand":"協和企画","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67376586457392,"sku":null,"price":3520.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/4912076870868","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}