楽しくよめて、眺めて楽し子どもたちが日々のくらしのなかで感じる月や虹、地面、川などへのギモンをわかりやすくシンプルな回答づくりをめざしたえほんです。
ちいさな子どもがふと感じる「なぜ?どうして?」のギモンをもつ心は、やがて科学する心へと育っていきます。ですが、年齢が低くなればなるほど、科学的に正しく回答しようとするあまり、わかりにくい回答になってしまい、せっかくの理科によせる関心の芽を摘んでしまうことにならないともかぎりません。そうならないよう、この本では、まずは、知りたいことに回答をし、その回答に至る過程を掘り下げていく構成をめざしました。
地球という大きなテーマをできるだけ身近に感じられるよう、1テーマにつき、1つの実験を入れています。
子どもが興味をもったテーマから、絵本を開いていけるように1見開きにつき、1テーマでまとめました。楽しくよめて、眺めて楽しいえほんずかんシリーズです。
メインビジュアルには、粘土作家、フジイカクホさんの作品を使い、手にとりやすいイメージづくりを心がけております