{"product_id":"9784065163283","title":"地中海の十字路＝シチリアの歴史","description":"長靴の形をしたイタリア半島に蹴り上げられるように、地中海に浮かぶ最大の島、シチリア島。マフィアの故郷として知られ、人気の観光地でもあるこの島は、現在はイタリア共和国の一部となっているが、しかし、古くからここは「イタリア」だったわけではない。文明の先進地域・地中海とヨーロッパの歴史を常に色濃く映し出し、多様な文化と宗教に彩られてきたシチリア島。その３０００年に及ぶ歴史を描き出し、シチリア島から世界史を照射する。\u003cbr\u003eシチリアの覇権をめぐって最初に争ったのは、古代ギリシア人とフェニキア人だった。その後、ローマの「最初の属州」となり、ローマ帝国の穀倉となった。中世にはイスラーム勢力が柑橘類の栽培や灌漑技術を導入し、当時の先端文明と通商ネットワークをもたらしたが、北フランス出身のノルマン人たちがこれを屈服させて「シチリア王国」を建て、栄光の時代が訪れる。さらにドイツのホーエンシュタウフェン家、フランスのアンジュー家の支配が続き、ヴェルディのオペラで知られる「シチリアの晩祷事件」を境に、アラゴン・スペインによる「長く、暗い時代」に入る。フランス革命期にはイギリスの保護下に置かれるが、１９世紀にはイタリアの統一運動、すなわちリソルジメントに巻き込まれ、イタリアに併合されていく。\u003cbr\u003e絶え間なく侵入した「よそ者」と、宗教・文化の交錯の過程で、シチリア人の誇り高いアイデンティティは形成された。そして今、北アフリカから小さなボートで「新たなよそ者」が押し寄せているシチリアは、まさにグローバル化した世界の台風の目となっている。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e〈目次〉\u003cbr\u003e序章　　シチリア島から世界史をみる\u003cbr\u003e第一章　地中海世界と神々の島\u003cbr\u003e第二章　イスラームの支配と王国の栄光\u003cbr\u003e第三章　長くて、深い眠り\u003cbr\u003e第四章　独立国家の熱望と失望\u003cbr\u003e第五章　ファシズムと独立運動\u003cbr\u003e終章　　「シチリア人」の自画像\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eあとがき\u003cbr\u003e参考文献\u003cbr\u003e関連年表\u003cbr\u003eシチリア王の系譜","brand":"講談社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48422868386096,"sku":"","price":1925.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784065163283","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}