{"product_id":"9784065295557","title":"亀裂　創業家の悲劇","description":"時代を読み、需要を先取りする動物的な勘。\u003cbr\u003e多くの人を惹きつけ、統率する牽引力。\u003cbr\u003eそして、強烈な自負心と強運。\u003cbr\u003e日本を代表する有名企業をつくった「創業社長」には、どこか共通するカリスマ性がある。\u003cbr\u003eしかし、創業社長のカリスマ性が大きければ大きいほど、その去り際、そして去ったあとには、巨大な陥穽が残されることになる。\u003cbr\u003eセイコーの服部家、国際興業・小佐野賢治、ロッテ・重光武雄といった昭和を象徴する創業者の後継者たちは、いずれも大きな混沌を経験した。\u003cbr\u003eソニーを創業した盛田昭夫氏の長男・盛田英夫氏は、ソニー株をはじめ多額の資産を父から相続したが、それをスキー場開発やＦ１レースへの参戦などに膨大な資金をつぎ込み、ついにそのすべてを費消しつくした。盛田家の祖業である醸造業に取り組んだがそれもうまくいかず、それでも都心の高級ホテル住まいをつづけ、最後はその滞在費を払うこともできないところまで追い込まれた。\u003cbr\u003e英夫氏は、「盛田昭夫」という巨大な存在から逃れ、克服するために自分だけの成功を追い求めたのかもしれないが、結局それは果たせなかった。\u003cbr\u003eユニバーサル・エンターテインメントの岡田家、大塚家具の大塚家、大戸屋の三森家、ゲオの遠藤家も、会社の経営権をめぐって、激しい内紛を展開している。\u003cbr\u003eさらに、創業家の持つ巨額の資産には、「資本のハイエナ」と呼ばれるような地下金融の住人たちや、Ｍ資金という古典的な詐欺師たちが群がり、甘言を尽くしてカネを吸い取ろうとする。\u003cbr\u003e目を覆うような悲喜劇は、そこに巨額の資産があるからこそ起こる。\u003cbr\u003eリア王やマクベスを地で行く、裏切りと転落のドラマ。\u003cbr\u003e経済事件取材のトップランナーである筆者が、その圧倒的な取材力と筆力によって構成する最上級の経済ノンフィクション。","brand":"講談社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48423338246448,"sku":"","price":1980.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784065295557","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}