{"product_id":"9784065364864","title":"賭博常習者","description":"「百万円を二百万円にするのはたやすい」\u003cbr\u003eそう嘯いて他人様の懐に平気で手を突っ込み、\u003cbr\u003e意表を突いたケントク買いで万馬券を掴み取る――。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eギャンブルの神様に魅入られた、“ろくでなし”の自伝的長編小説\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e「30年前の新人が、新人のまま現われた。\u003cbr\u003e馬とデラシネの日々と、ギャンブルの陥穽と\u003cbr\u003e黄昏の中に立つ影に、活路はあるのか。\u003cbr\u003eこの小説の放逸な人生の底にあるのは、書くという行為の業である。」\u003cbr\u003e――北方謙三\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e「破天荒なこの男の物語世界はくやしいほどにまばゆい。\u003cbr\u003e映画の嘘を凌駕した凄味があるからだ。\u003cbr\u003eこいつとは簡単につき合わないほうがいい。」\u003cbr\u003e――高橋伴明（映画監督）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　ショウコから百万円を受け取り、（福島競馬場のメインレースの）３枠６番のソウルスピリッツの複勝に張った。\u003cbr\u003e「見ていろ。６番の馬が三着にくれば金になる」\u003cbr\u003e　ショウコは府中の馬場をふりかえって戸惑う。\u003cbr\u003e「どういうこと？　馬、走ってないじゃない」\u003cbr\u003e「ここのレースじゃない」\u003cbr\u003e（中略）\u003cbr\u003e　しばらくして東京競馬場の帯で束ねられた百万円が七束と、端数の三十万円を受け取る。ＪＲＡの手提げ紙袋にそれをしまってもらった。\u003cbr\u003e　ショウコはその場にへたり込んで紙袋に手を突っこみ、札束を数えながら、泣いた。\u003cbr\u003e「なんで……なんでこんないい加減な男が簡単にお金を作れちゃうのよ……」\u003cbr\u003e――本文より","brand":"講談社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48592667083056,"sku":"","price":880.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784065364864","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}