{"product_id":"9784065440681","title":"ホメロスの世界","description":"古代ギリシアの詩聖ホメロスと、その２篇の叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』。文学だけでなく、芸術と思想、道徳や人間観、社会規範など、西洋文明のあらゆる分野に影響を及ぼした「古典の中の古典」である。しかし、日本人にとっては読みにくく難解であり、挫折した読者は多いだろう。そんな「読まれざる古典」の世界を、古代ギリシア史の泰斗がやさしく案内する。\u003cbr\u003e古代ギリシア人の著作の多くは、現在では世界的な古典になっているが、その古代ギリシア人自身の間で「古典」といえばただ1種類、ホメロスの叙事詩だった。ミュケナイ文明が崩壊し、文字の使用も途絶えた「暗黒時代」に、なぜこの傑作が朗誦によって残されたのか。著者は、ホメロスの奇跡的な天才だけでなく、それを支えた社会の構造も奇跡的だった、という。貴族と一般民衆の全体を聴衆とし、担い手としたからこその生命力を備えているのだ。\u003cbr\u003eトロイア戦争における総大将アガメムノンと戦士アキレウスの「喧嘩」を発端とする５０日間のドラマ『イリアス』。トロイア戦争に勝利し、故郷に凱旋するオデュッセウスの漂泊と冒険を描く『オデュッセイア』。神々と人間が入り乱れる物語の読みどころと、反映された史実、古代人の人間観が、この１冊で初めてわかる。１９６５年の初刊以来、半世紀にわたって読み継がれる定番解説書。巻末解説を、栗原麻子氏（大阪大学教授）が執筆。〔原本：1996年、新潮社刊〕\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e目次\u003cbr\u003eはじめに\u003cbr\u003e第一章　ホメロスの背景\u003cbr\u003e１　歴史的背景\u003cbr\u003e２　吟遊詩人としてのホメロス\u003cbr\u003e３　口承詩の筆記と原典の成立\u003cbr\u003e第二章　『イリアス』について\u003cbr\u003e１　アキレウスの怒り\u003cbr\u003e２　アガメムノンの権力\u003cbr\u003e３　アキレウスの友情\u003cbr\u003e４　戦闘の栄光と悲惨\u003cbr\u003e５　ヘレネの苦悶　\u003cbr\u003e６　ヘクトルの責任感\u003cbr\u003e７　プリアモスによる閉幕\u003cbr\u003e８　英雄の条件\u003cbr\u003e９　死者の魂の行方\u003cbr\u003e１０　オリュムポスの神々\u003cbr\u003e１１　詩的な宗教\u003cbr\u003e１２　比喩の世界\u003cbr\u003e第三章　『オデュッセイア』について\u003cbr\u003e１　戦後十年目の世界\u003cbr\u003e２　英雄叙事詩と民話\u003cbr\u003e３　オデュッセウスの冒険談\u003cbr\u003e４　桃源境での三日間\u003cbr\u003e５　漂泊の精神的意味\u003cbr\u003e６　漂流地はどこか\u003cbr\u003e７　テレマコスの活躍\u003cbr\u003e８　王妃と求婚者たち\u003cbr\u003e９　オデュッセウスの帰国\u003cbr\u003e１０　夫妻の再会\u003cbr\u003e１１　詩篇の背後にある現実の社会\u003cbr\u003e第四章 古典としての価値\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e","brand":"講談社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":66591081169200,"sku":null,"price":1430.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784065440681","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}