{"product_id":"9784065447710","title":"旧約聖書を読み解く","description":"「旧約聖書」とはどんな書物なのか？\u003cbr\u003e「旧約聖書」は、古代イスラエル（ユダヤ）の民の千年以上にわたる歴史を背景として成立した、さまざまな文書を39巻にまとめたものです。その編纂は長期に及び、増補・改訂を含む複雑な過程を経てできあがったと言われています。\u003cbr\u003eユダヤ教ではイエスをキリスト（メシア）と認めないため、「新約聖書」は存在しません。「旧約聖書」のみが聖典とされ、「タナハ（TaNaKh）」と呼ばれます。一方キリスト教では、イエスによる「新しい契約」を記した「新約聖書」に対し、それ以前の書を「旧約聖書」と位置づけます。本書は、こうした「新約」との関係を視野に入れながら、「旧約聖書」を読み解いていく本です。\u003cbr\u003e古代イスラエルの民たちは、エジプトを脱出後、遊牧的生活から定住へと移行し、やがて王国を築きます。しかし、その後も南北分裂など不安定な時代が続き、王国の崩壊以降はエジプト、ペリシテ、アッシリア、ペルシアといった大国の支配下に置かれました。\u003cbr\u003eこのような歴史的状況のもとで成立した「旧約聖書」は、各時代を生きた人々が、伝えられてきた過去の出来事の意味を問い直し、新たな解釈を加えてきた「伝承の歴史」と言えます。そこに収められた物語や掟は、歴史的経験の中に意味を見いだそうとする営みの結晶です。\u003cbr\u003e同様に、「旧約聖書」において、歴史は「神が語りかける場」「神の意志が示される場」として描かれます。創世記の原初の物語に始まり、アブラハムの旅立ち、出エジプト、王制の成立と崩壊、バビロン捕囚、そしてユダヤ教の成立――。こうした流れは、すべての被造物を救おうとする神の救済史として、一貫した意味を帯びています。\u003cbr\u003e神との契約とは？　安息日の規定とは？　「約束の地」とは？　旧い契約から新しい契約への移行とは？　苦難の歴史を生きた民たちが出来事の描写に込めた意味を、原典ヘブライ語の語義や各文書の成立年代、文章構成に目を配りながら丁寧に繙いていきます。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e＊本書の原本は、二〇〇六年に日本放送出版協会から刊行されました。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e［本書の内容］\u003cbr\u003eはじめに\u003cbr\u003e第一章 旅立つアブラム\u003cbr\u003e第二章 アブラハムと契約を結ぶ神\u003cbr\u003e第三章 七日目には仕事をやめねばならない\u003cbr\u003e第四章 飲み水がないと不平を言う民\u003cbr\u003e第五章 ヨルダン河の東岸で――申命記という本\u003cbr\u003e第六章 約束の地へと入る民\u003cbr\u003e第七章 「我々にはどうしても王が必要なのです」\u003cbr\u003e第八章 「お前か、イスラエルを煩わす者よ」\u003cbr\u003e第九章 動乱の時代に静けさを説いた預言者イザヤ\u003cbr\u003e第十章 捕囚という現実に預言者が見たもの\u003cbr\u003e第十一章 平和といやしを与えるための苦しみ\u003cbr\u003e第十二章 ユダヤ教の成立\u003cbr\u003e関連年表\u003cbr\u003eあとがき\u003cbr\u003e解　説（田島 卓）","brand":"講談社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67137168638256,"sku":null,"price":1540.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784065447710","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}