{"product_id":"9784096580288","title":"新編 日本古典文学全集28・夜の寝覚","description":"夫や肉親との軋轢に思い悩む女主人公の姿を描く、平安朝文学の傑作。 \u003cbr\u003e\u003cbr\u003e 「夜の寝覚」の伝本は、現在、完全な形では存在せず、すべて中間と末尾に大きな欠落部分を持っている。そのため我々はこの作品の半分以下しか読むことができず、それが多くの読者を得ずに、作品の知名度を低くしている。しかし実際には、作者（菅原孝標の娘説が有力）の、主人公における女の業の追及と克明な心理描写によって、平安後期の物語の傑作とされ、専門家の評価は高い。  姉の婚約者・中納言と宿命的な関係となり、懐妊する女主人公・中の君は、姉と反目し合い苦悩するが、その後結婚した老関白とは死別し、遺児を守る未亡人となり、現実に目覚めて強い女に成長する。しかし中の君に執拗に言い寄る中納言、また帝の積極的な横恋慕、さらに周囲の女性たちの嫉妬も加わり、日夜煩悶する。そして、中の君の生霊が中納言の妻を苦しめる事件も起り、苦悩の末に出家を志すが、それも子ゆえに果たされない。恋愛の苦しみ、女性の苦しみ、母の苦しみ、そして男女を超えた人間の苦しみと、書名のとおり、寝覚めては苦悩に陥る中の君の様子が綿々と描かれる。欠落部分の内容も様々に推測されて、興味をかきたてる異色の作品である。  本作品研究の第一人者による克明で平易な注釈と、こなれた現代語訳が備わっていて、古典文を親しみやすいものにしている。","brand":"小学館","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48433131651376,"sku":"","price":5123.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784096580288","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}