{"product_id":"9784140820124","title":"ＮＨＫ「１００分ｄｅ名著」ブックス　ボーヴォワール　老い","description":"様々な角度から老いの現実を暴き出し、高齢化社会の諸問題を先取りした先駆的大著！\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e誰にでも必ず訪れる「老い」。これまで人間社会の多くは「老い」を否定的に扱い、忌避してきた。そんな「老いの実態」を歴史や社会、文学や芸術といった分野から容赦なく暴き出し、「個人の問題ではなく、社会の側の問題」（＝文明のスキャンダル）として「老い」を捉え直した画期的な作品を、「ボーヴォワールから出された宿題」と感じてきた社会学者が辛辣かつ平易に解説。弱者が弱者として尊重される超高齢社会の到来を「恵み」と捉え、その在りようと行く末を考えるのは読者自身なのだと説く。「違いを認め合う社会」創出のための必読書。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e【以下、本書「おわりに」から抜粋】\u003cbr\u003e古典は何度でも読みかえす価値があるし、読みかえすたびに新たな発見がある。そして書物には出逢い時というものがある。若いときにはわからなかったことがわかるようになる。古典は読み継がれることで、その先へと読み手を導いてくれる。ボーヴォワールの『老い』はわたしにとってそんな本だった。\u003cbr\u003e書物を閉じたところから、わたし自身の問いが始まる。わたしはボーヴォワールから勝手に「宿題」を受け取り、それに答えようとした。その答えの可否を、もはやこの世の人ではない彼女に問いかけることはできない。だが、執筆の間中、わたしは彼女と対話していた。書物を読むとはそういう自分ではない者との対話の経験だ。そしてしだいに、この問いに対してなら、彼女はきっとこう言うだろうという確信を深めるようになった。\u003cbr\u003e彼女なら……きっと自分の老いの姿を公共の場から隠そうとはしないだろう。きっと安楽死の法制化に反対するだろう。死後の魂は信じないが、若者たちの未来は信じるだろう。「中絶の権利」を求めるデモの先頭に立って歩いたように、女性差別と闘いつづけるだろう。それと同じように、高齢者差別とも闘うだろう。現実の社会の恥部に目をそらさず、それを容赦なくあばきながら、人間に対する信頼を失わないだろう。\u003cbr\u003e根拠はないが、きっとそうだよね、ボーヴォワールさん。\u003cbr\u003e生前に会ったこともない彼女に、わたしは問いかける。古典を読み継ぐというのは、そういう対話を意味する。あなたにも経験してほしい。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eはじめに　　老いてなにが悪い！\u003cbr\u003e第１章　　老いは不意打ちである\u003cbr\u003e第２章　　老いに直面した人びと\u003cbr\u003e第３章　　老いと性\u003cbr\u003e第４章　　役に立たなきゃ生きてちゃいかんか！\u003cbr\u003eブックス特別章　　超高齢社会は「恵み」である──ボーヴォワール『老い』を読む意味\u003cbr\u003e読書案内\u003cbr\u003eおわりに","brand":"NHK出版","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":66872903074096,"sku":null,"price":1210.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784140820124","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}