{"product_id":"9784391166880","title":"たべるとくらしの料理帖","description":"～はじめにより～\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e朝露に光をまとった畑の野菜。水を張った銀色のボウルの中で、野菜と一緒に揺れる光。いつものように繰り返される、食べることにまつわる当たり前の営みの中で、ふいに、愛おしい瞬間に出会うことがあります。それを見逃したくなくて、今日も台所と畑を行ったり来たりしています。写真家が一瞬の光を切り取るように、絵描きが何気ない果物に感情を宿すように、日常の中にある美しさに気づけたとき、胸の奥が、うれしくなります。気候や風土が育む植生や営み、文化。ときには災害さえも通して、この惑星は、私たちに問いを投げかけてきます。\u003cbr\u003e　環境という言葉の中に、自分自身も含まれていることを、私たちはつい忘れてしまいます。だから、問いをやめないでいたいのです。平和とは何か。幸せとは何か。自然と人は、どんな関係であり得るのか。\u003cbr\u003e答えがなくても、今日もお腹はすきます。それでも考えることをやめずに、空の様子を伺い畑に出よう。\u003cbr\u003e食べること、暮らすことが穏やかにつづいていくことを願いながら、つくって、食べて、考える。\u003cbr\u003eその一連の営みを、私たちは「研究」と呼ぶことにしました。\u003cbr\u003e　面倒なこと。手間のかかること。終わりの見えない繰り返し。自分の手でやってみると、想像以上に大変で、笑ってしまうほど手こずります。\u003cbr\u003e　できないこともあるし、専門的な技術や道具、守るべきルールもあります。それでも人に助けられ、学びながら進むうちに、出会う人すべてが、特別に見えてきます。そのプロセスの中で、普段は見過ごしてしまう気づきや発見、奇跡としか思えない感謝が、静かに立ち上がり、記憶にのこります。それが、ただ楽しい。だから、やめられない。時代とともに、味わいや価値観は変わっていきます。より持続可能で、環境に無理のない、身体感覚を軸にしたあり方へ。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　私たちは、「美味しすぎない美味しさ」を大切にしたい。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　生産者と消費者の境目がゆるやかになり、いつまでも、美味しくて面白い関係が続くこと。自分という、いちばん近い環境から整え、その感覚を、どこまでも自分ごととして広げながら、いつものレシピと、考えをまとめました。この本が、暮らしの中に小さな余白と、ささやかな幸せの種を残せたらうれしいです。～「たべるとくらしの研究所」～\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e","brand":"主婦と生活社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":50581740028208,"sku":null,"price":1790.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784391166880","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}