{"product_id":"9784408651941","title":"春に恋したねこ","description":"春を待ち望む気持ちは、どうしてこんなにも切なく、あたたかいのだろう。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e本作は、冬から春へと移りゆく季節のなかで、「命の循環」「別れと再生」という普遍的なテーマを、やさしく静かに描いた絵本です。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e主人公は、冬の妖精たちによって生み出された、まっしろな猫「ユキ」。\u003cbr\u003e雪でできた存在であるユキは、小鳥との出会いをきっかけに、まだ見ぬ「春」という季節に強く心を惹かれていきます。\u003cbr\u003e色にあふれ、あたたかさに満ちた世界――その憧れは、同時に、避けられない運命とも向き合うことを意味していました。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eこの絵本が描くのは、「死」や「別れ」を恐ろしいものとして突きつける物語ではありません。\u003cbr\u003e消えてしまうこと、失うことを、終わりではなく、かたちを変えてつながっていくものとして見つめ直す視点が、全編を通して静かに流れています。\u003cbr\u003e雪が溶け、大地に還り、また次の季節へと受け渡されていくように、命もまた循環していく——その感覚が、言葉と絵の余白から自然と伝わってきます。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e作者は、イタリアと日本を拠点に活動する絵本作家・刀根里衣。\u003cbr\u003e国際的に評価されてきた繊細な色彩感覚、とりわけ印象的に使われる「青」は、本作でも重要な役割を果たしています。\u003cbr\u003e本作は、「死ぬことがこわい」という率直な問いに向き合うなかで生まれた一冊。\u003cbr\u003e悲しみを無理に乗り越えさせるのではなく、そっと隣に座り、考える時間を差し出してくれる絵本です。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e悲しさの中にも、確かに希望はある。\u003cbr\u003e生や死について、やさしく考えたい、伝えたい——そんなすべての人の心に、静かな余韻を残してくれる作品です。","brand":"実業之日本社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":50480214409520,"sku":null,"price":1980.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784408651941","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}