{"product_id":"9784409031216","title":"「豊かさ」の農本主義","description":"農がもたらす新しい価値とは？\u003cbr\u003e戦前のファシズム思想の温床とみなされてきた「農本主義」をみなおし、戦後の農業の思想と実践を丹念に追いながら、新たに位置づける試み。ジェンダー思想、市民運動など多様な農業の姿と思想を明らかにする。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e「戦時体制と結びついた出来事は、思想の表出実態の全体からみれば部分的な存在でしかなく、今日的な社会的課題を踏まえるならば、近代批判に基づく社会変革の構想という点で、肯定的に評価できる点も少なくないと思われるのである。　\u003cbr\u003eそこで本書では、戦後の農的な思想を論じる際に、敢えて農本主義という概念を持ち出すことを試みる。いささか大胆にその理由を述べるならば、農の観点から繰り出される、近代社会への批判という視座が、近代から現代まで時代を超えた効力をもつのではないかと考えるからである。すなわち農本主義概念を、近代期の日本に限定される特殊事象としてではなく、時代性や場所性を問わない普遍的意義をもつ思想として捉え、これを戦後の事例と結び付けながら論じることが本書の目的ということになる。」\u003cbr\u003eこれは、農本主義概念のパラダイム転換を図る作業に他ならない。（序章より）\u003cbr\u003e　第3回高島國男自遊賞受賞作。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e◎目次\u003cbr\u003e序章　農本主義概念のパラダイム転換\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e一　敢えて農本主義に目を向ける　　\u003cbr\u003e二　「豊かさ」を模索する時代　　\u003cbr\u003e三　理念と実践のズレ　　\u003cbr\u003e四　研究の課題　　\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e一章　農本主義概念の射程\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e一　はじめに　　\u003cbr\u003e二　農本主義の史的展開と農本主義者　　\u003cbr\u003e三　「ファシズム」と農本主義　　\u003cbr\u003e四　定義検討型の研究　　\u003cbr\u003e五　思想領域探索型の研究　　\u003cbr\u003e六　視点設定型の研究　　\u003cbr\u003e七　おわりに　\u003cbr\u003e　\u003cbr\u003e二章　農本思想の戦後史\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e一　はじめに　　\u003cbr\u003e二　「農本主義」論　　\u003cbr\u003e三　「有機農業」　　\u003cbr\u003e四　「自給」　　\u003cbr\u003e五　「百姓」　　\u003cbr\u003e六　農的「コミューン」　　\u003cbr\u003e七　農村女性の「ネットワーク」　　\u003cbr\u003e八　その他　　\u003cbr\u003e九　おわりに　　\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e三章　藤本敏夫の自給思想\u003cbr\u003e一　「自給」と自給自足　　\u003cbr\u003e二　「自給」研究が抱える課題　　\u003cbr\u003e三　藤本敏夫について　　\u003cbr\u003e四　近代に対する省察　　\u003cbr\u003e五　有機農業との出会い　　\u003cbr\u003e六　「自給」農場での試み　　\u003cbr\u003e七　「自給」から「自給ごっこ」へ　　\u003cbr\u003e八　「理念距離」による「自給」の再構想　　\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e四章　自給にみる理念と実践の相克─「たまごの会」を中心として\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e一　はじめに　　…","brand":"人文書院","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48455145816368,"sku":"","price":5280.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784409031216","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}