{"product_id":"9784409041277","title":"人種の母胎","description":"解きがたく結びついた性と人種\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e17・18世紀のフランスでは、女性はか弱く虚弱な身体を持つゆえに劣っているとされ、その不健康さは男女の不平等を正当化するものであった。この性的差異の概念化が、いかにして植民地における人種化の理論的な鋳型となり、支配を継続させる根本原理へと変貌をしたのか、その歴史を鋭く抉り出す。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e「女性医療なくして人間〔＝男性〕科学はない」というのが、私の仮説の一つとなる。言い換えれば、《人間〔Homme：男性〕》は、みずからを自分自身の知の対象とすべく、主に自らを脱中心化するという間接的な手段で、徐々に構築されていった。つまり、人間〔＝男性〕が最初に対象にしたのは自分自身ではなく、まさに伝統的にサバルタン〔従属的地位にあるもの〕として見なされていた身体女性の身体を対象としたのである。\u003cbr\u003e（「プロローグ」より）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e原書：Elsa Dorlin, La Matrice de la race. Genealogie sexuelle et coloniale de la Nation francaise,\u003cbr\u003eEdition la decouverte, 2009.\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e◎目次\u003cbr\u003eⅠ　女性たちの病気\u003cbr\u003e　第１章　気質\u003cbr\u003e　　性（セックス）の発明／性（セックス）平等の哲学\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　第２章　病気に性別はあるのか\u003cbr\u003e　　鬱（うっ）血した者、窒息した者、取り憑かれた者\u003cbr\u003e　　ヒステリープロテウスか、あるいはキメラか\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　第３章　突然変異の身体娼婦、アフリカ人女性、女性同性愛者\u003cbr\u003e　　先例《悪魔の雌ラバ》／異常興奮者と女性同性愛者\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　第４章　異常興奮と罰\u003cbr\u003e　　異常興奮からニンフォマニアへ／ヨーロッパ人女性を再女性化する\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eⅡ　国民（ナシオン）の生成\u003cbr\u003e　第５章　階級闘争という悪気\u003cbr\u003e　　たくましい農村女性過渡期の健康モデル\u003cbr\u003e　　ニンフォマニアのメイドとヒステリーのブルジョワ女性\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　第６章　《母》の誕生\u003cbr\u003e　　女性の健康概念の創出／出生主義派医師たちによるフェミニスト・レトリック\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　第７章　産科学知の歴史的認識論（エピステモロジー）\u003cbr\u003e　　産婆（マトロヌ）と助産婦／女性の秘密vs産科学知\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　第８章　母乳、血、大地\u003cbr\u003e　　怪物的造物主（デミウルゴス）乳母たち／人口減少から退化　\u003cbr\u003e　　諸民族の交雑性と奴隷市場\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eⅢ　人種の発明\u003cbr\u003e　第９章　植民地に試される《国民（ナシオン）》\u003cbr\u003e　　土着性の問題／植民地の身体から国家の身体へ\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　第10章　…","brand":"人文書院","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48592848453936,"sku":"","price":5500.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784409041277","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}