{"product_id":"9784409241561","title":"「ものづくり」のジェンダー格差","description":"手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか。学校での家庭科、戦時下における針仕事の動員、戦後の手芸ブーム、伝統工芸における女性職人、刑務所での工芸品作りなど、趣味以上・労働未満の創作活動を支えている、フェミナイズ（女性化）する言説を探る。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e「多くの女性化された創造活動は、それが「仕事」であっても、「家庭」と結びつけられやすく、またその語りは「楽しさ」や「やりがい」など、自己啓発的な言葉に満ちている。そして女性化された仕事は、今日、グローバルに組織されたものづくりの現場に広がっている。そこには、「女性」だけでなく、移民、女性化された男性、そしてその子どもたちも含まれ、家父長的な家族観がまだ強く、労働のための法やその準備のための教育が十分に確立していない社会では、こうした家父長的な構造を容易に利用できてしまうのだ。近代家族の中で女性たちが行ってきた仕事は、より女性化された人々に移譲され、消費者となった女性たちには移譲の現実が不可視化されている。この問題は、今を生きる私たちにとって、決して他人事ではないはずだ。」（本書より）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e◎目次\u003cbr\u003e序　言説の旅の始まり\u003cbr\u003e　言説が生み出すものづくりの世界\u003cbr\u003e　梅棹忠夫かく語りき　\u003cbr\u003e　ジェンダー化のポリティクス　\u003cbr\u003e　本書の構成\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第一章　万一のために手芸をせよ近代手芸論\u003cbr\u003e　学校で手芸を学ぶべし\u003cbr\u003e　皇后だって養蚕をしているのだから……\u003cbr\u003e　先ず心の美より養ふべし\u003cbr\u003e　母たる方々に手芸は実に必要\u003cbr\u003e　手工は家庭をして平和幸福の天地とならしむ\u003cbr\u003e　申さば一の慰み稽古の如くなり\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第二章　国益に供せよ内職論\u003cbr\u003e　産なきの輩への内職のススメ\u003cbr\u003e　国益に供せよ\u003cbr\u003e　誰にでもできて上品\u003cbr\u003e　決戦下の主婦の務でありませう\u003cbr\u003e　お金もうけだけが目的でできるものではありません\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第三章　貴女は慰めになる戦時下の手芸論\u003cbr\u003e　戦争中なのに手芸なんて\u003cbr\u003e　軍艦だつてもとは手芸から出発してゐる\u003cbr\u003e　花をつくっている奴は非国民だ\u003cbr\u003e　真心の弾丸\u003cbr\u003e　メディアの中の慰問人形\u003cbr\u003e　背に小さな人形をぶら下げて\u003cbr\u003e　戦時だからこそ手芸が必要なのです\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第四章　祈りを届けよ千人針の表象\u003cbr\u003e　女性の〝呪力〟によって敵から身を守る\u003cbr\u003e　「千人針」という戦時パフォーマンス\u003cbr\u003e　表象の「千人針」\u003cbr\u003e　縫う女を見ていたい…","brand":"人文書院","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48455164133680,"sku":"","price":4950.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784409241561","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}