{"product_id":"9784411022448","title":"アルディからラシーヌへ","description":"フランス17世紀において\u003cbr\u003e一つの題材をもとに複数の作品が\u003cbr\u003e作られることがある。\u003cbr\u003eこれらの作品は「ストーリーの大枠」を\u003cbr\u003e共有する一つの「世界」と言えよう。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第一部の「分類」では悲劇全作品を地域と\u003cbr\u003e年代で大別し、主要登場人物または\u003cbr\u003e劇に不可欠な人物で分類した。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第二部の「総覧」では、悲劇全作品の筋書を紹介した。\u003cbr\u003eこれによって\u003cbr\u003e比較検討の対照となる作品の概要を\u003cbr\u003e把握することが可能となる。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eフランス17世紀の悲劇は\u003cbr\u003eラシーヌに収斂するといって\u003cbr\u003e過言でないだろう。\u003cbr\u003eしかし、ラシーヌの天才を否定するものではないが、\u003cbr\u003e彼が突如として制作を営々とした演劇活動がある。\u003cbr\u003eラシーヌをより深く理解するには、\u003cbr\u003e17世紀演劇総体の中で位置づけが必要だろう。\u003cbr\u003e17世紀の悲劇は\u003cbr\u003eアルディという源から流れ出て、\u003cbr\u003e多くの劇作家たちの作品をたどり、\u003cbr\u003eラシーヌに達した、と考えられる。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e悲劇を「世界」に分類することは、\u003cbr\u003eその流れを明らかにするための\u003cbr\u003e手段の一つとしても役立つのでは\u003cbr\u003eないだろうか。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e本書は、そのための\u003cbr\u003e基礎的な資料集に過ぎない。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e願くは、本書が諸兄姉の研究に\u003cbr\u003e資することあらんことを。","brand":"駿河台出版社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48455265780016,"sku":"","price":3960.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784411022448","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}