{"product_id":"9784416526187","title":"刃物鍛冶 船津祐司 舟弘の仕事","description":"銘工と呼ばれる鉋鍛冶の作った鉋は、大工をはじめとした多くの木工職人から高い支持を得ている。中でも新潟・与板の刃物鍛冶、「舟弘」の銘で鉋を打つ船津祐司さんは、2016年に叙勲瑞宝単光章を受賞し、80歳になってもなお最高の切れ味を求めて鍛冶仕事に勤しんでいた。その鉋の人気は日本だけに留まらず世界のマニアからも注目されていた。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e刃物鍛冶の町として知られる与板、その歴史を紐解くと地場産業としての成り立ちと、下請け仕事をこなす多くの鍛冶屋が存在したことがわかってくる。その中で、金属顕微鏡で刃物の組織を確認し、科学と古式鍛錬を組み合わせることで鉋鍛冶としての地位を確立し、自らの銘で刃物を作っていた碓氷健吾氏。その氏を「碓氷の親父」と慕って金属化学から学びはじめ、鑿鍛冶から鉋鍛冶としても認知度を上げていった舟弘。しかし、15才からの鍛冶人生の中盤まで、何度とない挫折と、そこから這い上がるための努力は、当人もいくつかの講演などで語っている通りだ。そして、あまり知られていない事実として、舟弘が自分の刃物のテスターとして頼りにしていた大工や家具職人の存在がある。舟弘が自分の刃物の性能を知るために、自分で研ぐことはもちろんのこと、腕の良い大工や家具職人に依頼して、多くの試作品を試してもらったのち、良しとしたものを世に出していた。特に北海道の家具職人として、碓氷健吾氏と舟弘の鉋を試験してきた国本○○氏は、膨大な量の試験データを舟弘に送っている。国本氏も、舟弘の刃物を試験するに当たり、研ぎについて究める必要性を痛感し、その技術を高めることによって、刃物の性能をより明確に舟弘にフィードバックすることができた。他にも、舟弘が言う「人とのつながり」は削ろう会で出会った多くの大工や、技術専門校の指導者など、刃物をよく知る人々との交流が、自身の刃物の質を向上させる大きな要因となっている。本書では、故人となった舟弘と、生前交流のあった大工、家具職人、大工道具店や問屋など、多くの関係者からの話を頼りに、生前の舟弘が語っていた苦労話や成功談などを、時に笑いを誘うような話も交えながら紡いでいく。","brand":"誠文堂新光社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":68097364984112,"sku":null,"price":3960.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784416526187","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}