{"product_id":"9784490109689","title":"博物館学・美術館学 用語辞典","description":"　博物館学が学問として成立するためには，「専門用語」「研究方法論」「体系」の三要素が不可欠である。とりわけ用語研究（ターミノロジー）は学問の発展そのものであり，これまで刊行された博物館学辞典の歴史を振り返ることは，学の成熟を知る上で重要である。1986年刊行の『Dictionarium Museologicum』（『博物館学用語辞典』）は，ICOMにとって初の本格的な用語辞典であり，CIDOCが約20年をかけて編纂した。17カ国語に及ぶ専門用語を収録し，博物館学の基礎的な枠組みを提示した点では画期的だったが，用語の解説は付されていない。\u003cbr\u003e　2010年の『Key Concept of Museology』（『博物館学のキーコンセプト』）は小冊子ながら専門用語の分析を試み，翌年刊行の『Dictionnaire encyclopédique de muséologie』（『博物館学基礎概念事典』）の序論的役割を果たした。現在，15カ国語に翻訳され，博物館学の概念的枠組みを初めて明確に示したと言えるだろう。『Dictionnaire encyclopédique de muséologie』は百科全書的な本格事典として，重要概念21語を徹底的に掘り下げた。概念が21語に絞られた理由については，拙訳『博物館学・美術館学・文化遺産学 基礎概念事典』（東京堂出版，2022）を参照いただきたい。\u003cbr\u003e　一方，我が国で初めて本格的な博物館に関する事典が刊行されたのは1996年，東京堂出版の『博物館学事典』である。2011年には全日本博物館学会の記念事業として雄山閣から同名の事典が出版され，2015年には日本ミュージアム・マネージメント学会編『ミュージアム・マネージメント学事典』（学文社）が刊行された。しかし，いずれも刊行から年月が経ち，改訂版の企画は現時点で進んでいない。\u003cbr\u003e　こうした背景のもと，本用語辞典は，フランス，イギリス，スペイン，ドイツ，チェコ，日本，アメリカ，カナダ，ブラジル等の研究者による国際的な編集委員会の協働によって執筆された。複雑化する社会的・文化的価値観のもとで共通語彙を共有することは，学芸員のみならず国境を越えて活動する人々にとっても不可欠である。本書は，博物館学の現在までの到達点を示す重要な成果であると同時に，今後の研究の進展に応じて継続的にアップデートしていくべき基盤でもある。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e（「訳者あとがき」より抜粋）\u003cbr\u003e","brand":"　東京堂出版","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67733925265712,"sku":null,"price":16500.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784490109689","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}