第1章 現代社会のグローバル化に伴う国際私法上の若干の課題
第1節 序説
第2節 近代国民国家における国際私法の特徴と問題点
第3節 グローバル化された現代社会における国際私法原則
第4節 現代のグローバル化の下での解釈試論
第2章 国際私法の学説史における当事者意思の取り扱い
第1節 序説
第2節 バルトルスの理論
第3節 ディムーランの理論
第4節 サヴィニーの理論
第5節 マンチーニの理論
第6節 ツィーテルマンの当事者自治否定論
第7節 ハウデックの当事者自治否定論に対する批判とその理論
第8節 ヴェングラーの特別連結論
第9節 まとめ
第3章 国際債権契約法における当事者自治の原則
第1節 序説
第2節 国際債権契約における当事者自治の原則
第3節 当事者自治の原則をめぐる論点からの整理
第4節 当事者自治の根拠の再検討
第4章 国際的契約外債権関係における当事者自治の原則
第1節 国際不法行為法の発展
第2節 国際不法行為法における当事者自治の原則
第3節 不法行拠法における当事者自治の原則の是非及び正当化事由
第4節 不当利得及び事務管理の準拠法と当事者自治の原則
第5節 まとめ
第5章 当事者自治の原則が新しく拡張して適用されている分野
――財産法を中心に
第1節 人に適用される法と当事者自治導入の可能性
第2節 契約の第三者に対する関係
第3節 財産権の準拠法と当事者自治の原則の許容性及び範囲
第4節 まとめ
第6章 家族法における当事者自治
第1節 国際家族法序説
第2節 夫婦財産制及び登録パートナーシップの財産制
第3節 離婚
第4節 扶養
第5節 個人の姓名
第6節 相続
第7節 当事者自治の拡張的推進とその検討
第7章 わが国の法適用通則法7条の意義の再検討と解釈試論
第1節 問題の所在
第2節 法適用通則法7条の立法史的考察
第3節 学説における解釈
第4節 比較法的考察から生じる暫定的結論
第5節 試論としての解釈論