{"product_id":"9784622070665","title":"アメリカの反知性主義","description":"アメリカの宿痾を剔抉し、ピュリッツァー賞に輝く名著。\u003cbr\u003eいまや現代日本にも蔓延する「反」知性主義という妖怪。その正体を見極めるに恰好の古典。\u003cbr\u003e—— 竹内洋（京都大学名誉教授）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e1952年、マッカーシー旋風の吹き荒れるなかで行なわれた大統領選挙は、「知性」と「俗物」が対立する図式となった。そして後者、すなわちアイゼンハワー＝ニクソン・コンビが圧勝し、知識人も批判派も「アメリカ社会が知識人を否認した」ことを理解した——「知識人階級と大衆のあいだに巨大で不健全な断絶があることが明白になった」（『タイム』）、「知識人は今後、所得税から真珠湾攻撃まで、あらゆることの罪を背負わされるだろう」（シュレジンジャー二世）。さらにこのムードはアメリカ社会のすべての分野に広がり、「反知性的」という表現はアメリカ人が自己評価に使うもっとも重要な形容詞となった。\u003cbr\u003e著名な歴史家のホーフスタッターも、この政治的・知的状況に触発され、「反知性主義」の概念を軸にしてアメリカ史をさかのぼる。ピューリタニズムと建国の精神を再検討し、18世紀中ごろにアメリカ植民地に広まった信仰復興運動から20世紀後半にカリスマ的存在となったビリー・グレアムにいたる系譜、「専門家」の重用をめぐる知識人と政治の確執、実業界に浸透した実用主義、ジョン・デューイの教育思想が受容されるまでの紆余曲折、マーク・トウェインやソローの文学などを精査する。\u003cbr\u003eしかし著者の意図は、アメリカの精神風土をもっぱら批判断罪することではなく、知識人とは何か、知識人は民主主義の実現に貢献する力になれるのかと問いつづけて止まない。読者には、アメリカの知的伝統とは何かを逆に問う、著者の熱い思いが伝わるだろう。感動のノンフィクションであり、アメリカ史の古典である。","brand":"みすず書房","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48477713039664,"sku":"","price":5940.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784622070665","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}