{"product_id":"9784622095859","title":"一冊の、ささやかな、本","description":"「新たな手稿一冊の、ささやかな、本を持っていきます。きっとあなたは驚かされることでしょう」\u003cbr\u003e（1932年11月10日付アドルノ宛書簡）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e1930年代のヨーロッパ、亡命生活のさなかにヴァルター・ベンヤミンは『1900年ごろのベルリンの幼年時代』を「一冊の、ささやかな、本」として世に出すことを試み続けた。1932年秋に執筆が開始された『幼年時代』は、足かけ7年におよぶ推敲作業を経て、1938年パリ脱出の直前に完成稿がジョルジュ・バタイユに預けられたのち、1981年にジョルジョ・アガンベンによってパリ国立図書館で発見された。ベンヤミンはなぜ本書の完成と出版に執着したのか。本書が完成稿へといたる道筋とそこに収斂された思想とは何か。\u003cbr\u003e「だからこそ『幼年時代』においては、子どもが主人公として選択されなくてはならなかった。すなわち、すでに喪失した能力としての〈不器用さ〉をかつての〈わたし〉＝子どもから学びとるために」。\u003cbr\u003e手稿、メモ書き、タイプ稿など各ヴァージョンの生成過程をたどり、回想という方法、主人公としての子ども、書物という媒体の形式から、彼が完成と出版にこだわった30篇のテキストを読み解く。新全集版に基づく新たな『幼年時代』研究。","brand":"みすず書房","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48477779296560,"sku":"","price":7700.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784622095859","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}