{"product_id":"9784762960772","title":"汲古叢書178　漢新時代の地域統治と政権交替","description":"【序章 より】\u003cbr\u003e中国では、広大な地域が一つの国家によって統治され、唯一の皇帝を戴く体制が古くからみられ、それは\u003cbr\u003e　多くの時代において理想視された。このような体制はいかにして形成されたのかという疑問は、中国古代史\u003cbr\u003e研究の根本的な問いの一つであるといってよい。中国古代史研究の課題の中心には、中央集権的広領域国家\u003cbr\u003eの形成があった。しかしながら、ある政権が広大な版図を領有するという現象それ自体は、軍事力や指導力\u003cbr\u003eにもとづく征服活動の成否の問題である可能性がある。一方、国家がその状態を保ち持続するか否かは、軍\u003cbr\u003e事力や指導力だけによるのではない。広領域の国家が維持され、国家像の一つとなるにいたる過程の解明も\u003cbr\u003eまた、重要な課題となる。本書では、それを両漢時代において、地域間の統合を実現した構造と、社会の政\u003cbr\u003e治的統合の様相から考察したい。\u003cbr\u003e……本書第一部では、前漢後半期から後漢時代について、軍事負担と地域性の視点を中心に、地方統治に\u003cbr\u003eかかわる事象から、地域間の統合のあり方について検討をくわえる。\u003cbr\u003e第二部では、政治的中枢の担い手の問題を、両漢交替期に限定して検討する。両漢交替期とは前漢王朝の\u003cbr\u003e末期から、王莽新王朝を経て後漢王朝成立期までをいう。漢は王莽によって簒奪され、光武帝劉秀によって\u003cbr\u003e再建された。王莽政権期から光武帝の再統一まで四〇年弱のうちに、地方割拠勢力もふくめれば、複数の政権\u003cbr\u003eの興亡がくりかえされた。これらの興亡における政権と成員の関係を考察する。\u003cbr\u003e","brand":"汲古書院","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48485516771632,"sku":"","price":13200.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784762960772","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}