{"product_id":"9784762967405","title":"訳註『名公書判清明集』懲悪門","description":"【「まえがき」より】（抜粋）\u003cbr\u003e明版『名公書判清明集』（以下『清明集』）全十四巻は、中国南宋時代の地方官の判語（判決文・裁\u003cbr\u003e判文書）集である。判語の中で地方官たちは、財産・承継をはじめとする民事紛争を審理・調停し、役\u003cbr\u003e所での不正を摘発して綱紀を粛正するだけでなく、「邪教」に惑う民に倫理を説き、家族や女性のある\u003cbr\u003eべき姿を説くなど、現代の判決文の域を超えた発言をしている。\u003cbr\u003e『清明集』は、官吏門・賦役門・文事門・戸婚門・人倫門・人品門・懲悪門の七つの分門で構成され\u003cbr\u003eている。「官吏」から「人品」に至る六門が、それなりに焦点が絞られた名称であるのに対して、最後\u003cbr\u003eの「懲悪」（悪者どもを懲らしめる）は標題から直ちに内容を想定することができない。全七門の最後\u003cbr\u003eに「その他いろいろ」な雑多な判語が集められているかの如くである。しかし、雑多であるからこそ、\u003cbr\u003e南宋地域社会のヒト・モノ・コトを多面的に映し出した、興味の尽きぬ分門となっている。\u003cbr\u003e他の分門同様「懲悪門」の判語も、法や制度が地方官庁でいかに運用されていたかを詳述する得難い\u003cbr\u003e法制史料である。しかし、私たちがこの史料に惹かれた理由は、地方官庁の下級職員（胥吏）や女性の\u003cbr\u003e社会での活動の有様、「邪教」や民衆の祭祀活動、果ては賭場や渡し場での揉め事などが、百条を超え\u003cbr\u003eる具体的な事例として描かれる社会史料としての面白さにある。本書は、この『清明集』「懲悪門」の\u003cbr\u003e豊かな内容を、現代日本語で伝えようとするものである。\u003cbr\u003e【凡例より】\u003cbr\u003e○本書は、明版『名公書判清明集』巻一二から巻一四（懲悪門）の日本語訳註である。\u003cbr\u003e○底本には、『名公書判清明集』（第二版、中華書局、二〇〇二年）を採用した。\u003cbr\u003e○訳註部分の前に解説「南宋時代の法と裁判『清明集』を読むために」および関連地図と南宋時代の司\u003cbr\u003e法行政系統図を、後ろには「引用文献一覧」・「判語作者一覧」および索引を配し、読者の便を図った。\u003cbr\u003e","brand":"汲古書院","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48593044930864,"sku":"","price":9900.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784762967405","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}