{"product_id":"9784779121579","title":"シネマ・クリティック","description":"映画館システムが崩れ、自宅などで自由に\u003cbr\u003e映画が再生できるようになった現在、\u003cbr\u003e映画館で観る映画と、自宅などで観る映画は\u003cbr\u003e果たして同じものか、同じレベルで論じていいのか。\u003cbr\u003e結論は出ないが、今言えるのは、\u003cbr\u003e密室空間で、不特定多数の人と一緒に同じスクリーンを観る\u003cbr\u003e映画館システムが崩壊しつつあるということだ。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e少数の見知った人と画像を観る体験は同質のものを\u003cbr\u003e求めるlike の世界だろうし、それに対し、\u003cbr\u003e見知らぬ人々と時間を共有し同じスクリーンを観るという\u003cbr\u003e体験は、異質なものを求めるlove の世界と同質のものだろう。\u003cbr\u003e交わりの空間がそこにできれば幸いだが、他者不在の個だけを\u003cbr\u003e突き詰めた先には不毛な世界が待っているのではないだろうか。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e異なるものを受け入れて、自分の世界を再構築する場としての\u003cbr\u003e映画館は、もはやノスタルジーの対象でしかないのだろうか。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e小奇麗なシネコンの館内で観る映画は、小汚い、胡散臭さが漂う\u003cbr\u003e昔風の映画館を駆逐してしまった。\u003cbr\u003e昔はいざ知らず、還暦を超えた今は僕も、ＤＶＤとかでごまかして\u003cbr\u003e映画を観ることも多くなってきた。\u003cbr\u003e簡便に映画を、いつでもどこでも観ることが出来るようになった\u003cbr\u003eのは慶事だが、非日常の空間だった映画が日常性との間で\u003cbr\u003e揺れ動いている現実を見るのは寂しい気もする。\u003cbr\u003e本書ではそうした現状を凌駕するような痛快な映画をご紹介する。","brand":"彩流社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48497273733424,"sku":"","price":1980.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784779121579","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}