{"product_id":"9784781413716","title":"佐藤鬼房の百句","description":"◆成熟に抗して\u003cbr\u003e鬼房は蛇笏賞の受賞の際、自らを「翼を欠いた鳥」に喩え、「永遠の飛翔願望」を抱くと語った。「地を這うばかりの哀しい存在」であり、「土俗に愛憎を傾けすぎる」とも。それは生きることへのしたたかな強さそのものであった。痩身の中には、土俗的なエネルギーが常に湧き立っていた。成熟の誘いに抗するように、必死に「蒼樹」、あるいは修羅にならんとした。と同時に、幼くして故郷を出たという「流民」意識は強く、詩想は遥かな彼方を遠望するのが常であった。\u003cbr\u003e死後刊行された句集『幻夢』には、詩想への思いを隠さず、さらに高みをめざす最後の鬼房の姿がある。明日に春を待ち妄想の中で、永遠なる命を目指すように、大いなる死（生）へと最後の力をふりしぼる。そして、現実のさまざまな枷から解き放され、次なる世へと向かうのだ。","brand":"ふらんす堂","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48498459869488,"sku":"","price":1650.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784781413716","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}