{"product_id":"9784781415109","title":"シリーズ自句自解Ⅱベスト100 秋尾敏","description":"◆自句自解シリーズ\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e再会や緑の島に緑生う\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　二十五年ぶりの友との再会。緑の島であるべきうるまの島（沖縄）に、本来の樹木の茂りが戻っていた。\u003cbr\u003e　初めて沖縄を訪れたのは昭和三十九年。中学二年の夏休みにパスポートを携え、本土復帰を願う那覇中学との交流会に参加した。摩文仁の丘はまだ戦火に焼き払われた状態で、生い茂った樹木はなかった。けれど、それから四半世紀を経て再び訪ねてみると、丘の上には鬱蒼と樹木が茂り、これが本来の島の姿だったと気づかされたのである。\u003cbr\u003e　復帰を願う交流会ではあったが、沖縄の文化に触れた中学生は、ここはひとつの国であろうと思ったのであった。\u003cbr\u003e（『私の行方』昭和六十三年）／001\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e◆\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　詩歌は、ごく個人的な言葉によって、既存の状況認識をつきやぶり、新たな世界観を提示しようとする。\u003cbr\u003eつまり、世界は暗いと思っている人を明るさに導き、無力だと思っている人に可能性を与え、何でも許されると思っている人に、それは違うと囁きかける。\u003cbr\u003e　ときには、くじけそうな自分自身に別の道を示し、こちらを向いてくれない人を振り向かせようともする。あるいは、世界は単純だと思っている人に複雑さを教え、ものごとは簡単ではないと諭すこともある。\u003cbr\u003e　それらが成功するかどうかは問題ではない。そういう言葉を発することが重要なのだ。彼方に去って行く魂を引き留めようとすることもある。不可能なのだけれど。\u003cbr\u003e（解説より）","brand":"ふらんす堂","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48498464391472,"sku":"","price":1650.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784781415109","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}