{"product_id":"9784781416021","title":"隠喩さみしい","description":"◆第一句集\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e豆炒つて食べるも自由鬼の春\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e川森基次さんはまさしく「意志の人」と思われてならない。いま、私たちの俳誌「遊牧」の主要句会の幹事役を担っているが、その仕事ぶりの緻密さはともかく、作品に於いても首尾一貫して映像を重ねてゆく。掲句は掉尾の一句だが、「豆炒つて食べるも自由」はそのことを如実に表していると思われる。これからの展開を鶴首したい作家の一人ではある。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e帯・塩野谷 仁\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e序・鳥居真里子\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e◆自選十二句\u003cbr\u003e春の雨有精卵を祈りけり\u003cbr\u003e命脈は波打ち際の桜貝\u003cbr\u003eヤポネシア密約の梅雨前線\u003cbr\u003e溢るるや鮎とか愛とか身をよぢる\u003cbr\u003e少年蟹忘れがたく泥の河\u003cbr\u003eふりかへる秋桜も無く鴎の死　※正字＝鴎\u003cbr\u003e秋は落日正気わづかに楕円\u003cbr\u003e文楽めそめそと太夫炬燵欲し\u003cbr\u003e無花果は隠喩さみしいマルコ伝\u003cbr\u003e皮薄き男の矜持蜜柑剥く　※正字＝剥\u003cbr\u003e何を聞かれても梟の銃眼\u003cbr\u003e夢うつつ身は逆走の雪しまき","brand":"ふらんす堂","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48498467569968,"sku":"","price":3080.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784781416021","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}