{"product_id":"9784787235794","title":"てんかんの人間学的探求","description":"激しい発作や痙攣をともなう病理「てんかん」。太古から存在するこの病は、あるときは「神聖病」や「狐つき」などの超自然的な現象として崇拝され、あるときはその視覚的な恐ろしさから蔑視・差別されてもきた。古代には呪術や憑依として、初期・中期の医学の観点からは女性特有のヒステリーとして、そして近代医学では脳の電気的異常として――てんかんに対する認識は歴史上さまざまな形態をとってきた。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e本書では、こうしたてんかんの診断史を丁寧に整理することから出発し、臨床的な知見もふまえながらより「人間学的」な検証をおこなっていく。そのときに着目するのが、上田秋成、南方熊楠、黒澤明、フローベール、ゴッホ、ドストエフスキーという、てんかんを患っていたとされる文学者・芸術家の伝記的事実の数々だ。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e目に見える発作や痙攣として表出する医学的・生物学的な現象としてだけでは捉えきれない、より精神的・内面的なレベルでの「人間にとってのてんかん」という側面を、豊富な実例をもとに浮き彫りにする。てんかんを人類の文明史に位置づけなおし、その根源を人間学的に探求する稀有な試み。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e【目次】\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eまえがき――「てんかんの人間学的探究」について　富田三樹生\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第１章　てんかんの人間学的探求\u003cbr\u003e　１　その歴史の素描\u003cbr\u003e　２　現代とてんかん――てんかんとは何か\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第２章　てんかん発作と自己組織性\u003cbr\u003e　１　てんかん発作の構造的展開\u003cbr\u003e　２　「情動てんかん」について\u003cbr\u003e　３　反射てんかん\u003cbr\u003e　４　「興奮がより強い興奮を呼ぶ」――情動における正のフィードバック作用\u003cbr\u003e　５　「自己組織性」とその精神疾患の病因論的意味\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第３章　てんかんと解離の内的連関について\u003cbr\u003e　１　ヒステロエピレプシーから「偽発作」へ\u003cbr\u003e　２　ヒステリー（解離）とてんかんの症状の類同性について――両者の外的連関から\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第４章　てんかんの病碩学（１）――上田秋成・南方熊楠・黒澤明のてんかんと創造性\u003cbr\u003e　１　上田秋成\u003cbr\u003e　２　南方熊楠\u003cbr\u003e　３　黒澤明\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第５章　てんかんの病碩学（２）――フローベール・ゴッホ・ドストエフスキーのてんかんと創造性\u003cbr\u003e　１　ギュスターヴ・フローベール\u003cbr\u003e　２　フィンセント・ファン・ゴッホ\u003cbr\u003e　３　フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第６章　てんかん・解離結合群について\u003cbr\u003e　１　てんかんの具体像\u003cbr\u003e　２　解離について\u003cbr\u003e　３　解離の始原を追って――イム・「憑依わずらい」・ヒステリー\u003cbr\u003e　４　解離とてんかんの本質的同一性\u003cbr\u003e　５　三大精神病論の要点\u003cbr\u003e…","brand":"青弓社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67390342365488,"sku":null,"price":3740.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784787235794","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}