{"product_id":"9784787292865","title":"沖縄文学のざわめき","description":"沖縄文学には、かすかな声やかたちをとっていない記憶、言葉をもたない存在の気配などが宿っている。表現者たちはどのようにそのざわめきにふれ、言語化しがたい戦争・差別・暴力・支配などの記憶を書いてきたのか。性暴力の被害者、被爆者ほか周縁化されてきた人たちの声は、文学のなかにどのように響いているのか。そして、読み手はその声を聞き取ることができるのか。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e大城立裕、大江健三郎、目取真俊、崎山多美、仲程昌徳たちのテクストや実践を取り上げ、アメリカ軍による暴力、在沖被爆者などの記憶や声に着目する。さらに、沖縄の教科書や、日本語を「かきまぜる」表現者の文体戦略にも焦点を当て、沖縄文学がどのように教えられてきたかをたどり、日本語／日本文学のありようも照らし出す。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e沖縄文学に息づく「ざわめき」に耳を澄まし、テクストとの共鳴から読むことの可能性を探る。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e【目次】\u003cbr\u003eはじめに\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e序　章　〈他なる生〉を身に帯びる\u003cbr\u003e　１　砂の言葉を読む\u003cbr\u003e　２　沖縄文学と〈他なる生〉\u003cbr\u003e　３　本書の概要\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第１章　沖縄を描く言葉の探求――沖縄近代文学と〈しまくとぅば〉\u003cbr\u003e　１　表現言語の底流に潜む響き\u003cbr\u003e　２　「琉球語」の位置づけ――山城正忠「九年母（くねんぼ）」\u003cbr\u003e　３　逃げ場としての「辻」――池宮城積宝「奥間巡査」\u003cbr\u003e　４　〈沖縄〉の不在――久志富佐子・山之口貘\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第２章　戦争の記憶に向き合う読みの実践\u003cbr\u003e　１　戦争の記憶を編むこと\u003cbr\u003e　２　仲程昌徳という存在\u003cbr\u003e　３　『沖縄の戦記』が引いた線\u003cbr\u003e　４　『手記』の空白と「日記」の繰り返し\u003cbr\u003e　５　戦争の記憶を読むこと\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第３章　「日本人」の変容の可能性に向けて――大江健三郎『沖縄ノート』\u003cbr\u003e　１　『沖縄ノート』が提示した問い\u003cbr\u003e　２　「日本人」を問うこと\u003cbr\u003e　３　広島から沖縄へ\u003cbr\u003e　４　加害の認識にとどまることなく\u003cbr\u003e　５　死者を身のうちに宿す\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第４章　沖縄の被爆者をめぐる記憶と記録\u003cbr\u003e　１　沖縄の被爆者という存在\u003cbr\u003e　２　蜂谷道彦『ヒロシマ日記』に潜む声\u003cbr\u003e　３　大牟田稔「沖縄の被爆者たち」が示す空白\u003cbr\u003e　４　福地曠昭編著『沖縄の被爆者』の訴え\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第５章　沖縄・海洋博の爪痕――大城立裕『華々しき宴のあとに』\u003cbr\u003e　１　海洋博と大城立裕\u003cbr\u003e　２　変容していく島\u003cbr\u003e　３　観光という〈戦争〉\u003cbr\u003e　４　ヤマトンチュがもたらした影響\u003cbr\u003e　５　切り売りされる文化\u003cbr\u003e　６　宴のあと\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e第６章　〈沖縄〉を教える――沖縄県の国語科副読本…","brand":"青弓社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":66908435579184,"sku":null,"price":3960.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784787292865","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}