{"product_id":"9784790604082","title":"花とあきビン","description":"本書は、二度にわたる東南アジア／欧州への長期放浪を経て、太平洋戦争と騒乱の六十年代をくぐり抜け、人生の最終コーナーに差しかかった金子光晴が、戦場の空き瓶とその中で萎れている花に仮託し、神と宇宙の狭間にある深い孤独を語った、最後の書き下ろし詩集である。\u003cbr\u003e『踏止りのない昏睡に入る、その瞬間に、影と魔性はもつれあい、\u003cbr\u003eそこの辻で、\u003cbr\u003e千年と、一瞬がすり變る！』\u003cbr\u003e『人間がいなくなって、第一に困るのは、神樣と虱だ』　\u003cbr\u003e『一九xx年、人類の科學が遂に、、ロケットに二十人もの人をのせて\u003cbr\u003e　月に上陸することに成功しても、子供の好奇心を滿足させただけで、ラジオニュースが耳のはたでがなり立てても\u003cbr\u003e　またか、という顏で、人はききながす。\u003cbr\u003e　この地球には、もっと切羽つまった、解決できないことがいっぱいあるからだ。』\u003cbr\u003e（文中より）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　本書執筆時、金子はすでに77歳。死の3年前にしてこの筆力。日本を代表する象徴詩人である金子光晴。その没後50年を迎える今、深淵に向かう孔が開きかけているかのようなこの時代にこそ、もっと読まれるべき詩集である。\u003cbr\u003eカバーには、パリでの極貧生活のなか、今から約百年前のカフェの賑わいを独特のペーソスで描いた光晴自作の水彩画「モンパルナスの景」を使用。昭和百年、金子光晴没後50年！\u003cbr\u003e田村隆一・評：\u003cbr\u003e素晴らしい詩集である。（略）おそらく金子さんの全詩集の中でも、この詩集はもっとも重要なものとなるだろう。そういう凄味のある詩集が、小さな出版社から、さりげなく刊行された。ほんとに金子さんは憎ったらしいよ。","brand":"青娥書房","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":49947960246576,"sku":null,"price":2860.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784790604082","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}