{"product_id":"9784794811677","title":"アナキスト本をよむ","description":"　論壇デビューは書評。これは人文・社会科学系の書き手の共通項かもしれません。いまやひく手あまたの作家・アナキズム研究者、栗原康さんもそうでした。2003年、大学院生のころ、『初期社会主義研究』という堅い雑誌に掲載された書評が、（紀要やミニコミを除いて）活字になったかれの最初のテクストです。本書は、そこから直近まで、約50本の書評や評論を厳選したものです。最新の話題作をめぐるかきおろしもあります。\u003cbr\u003e　栗原さんはいいます。「本がよみたい、本がよみたい、本がよみたい」。学生時代も、年収（月収じゃないですヨ）10万時代も、震災後の混乱期も、コロナ禍の現在も、本がよみたいのだ。仕事ナシ、金ナシで本が買えなくて、時間だけはあるから秘蔵の『大杉栄全集』をなんどもなんどもなんどもよむ。はては音読、写経する。そしたら生が拡充した。その20年間の読書遍歴と評論活動をひもとくと、よむとはなにか、アナキズムとはなにか、ものをかくとはどういうことかが、くっきりとうかびあがってきます。\u003cbr\u003e　あつかう本のジャンルは思想や社会科学にかぎりません。エッセイ（ブレイディみかこさん）、純文学（瀬戸内寂聴さん、笙野頼子さん）、時代小説（中里介山）、仏教書（一遍上人）等々、とても多彩です。なによりすごいのは、いちど腑におちた本＝他人のことばが、かれの血肉と化してうたいなおされたあと、奔流となってこの身をさらうこと。あいつづいて、その作品とわたしの実存とが、ぬきさしならぬ関係にあると感じさせてくれることです。たんに内容を要約しただけの味気ない書評とはちがい、それじたいがよみごたえ満点！ ちがう景色がみえてくることうけあいです。栗原ファンはもとより、すべての本好きのみなさまと、このよろこび、この興奮、この生の拡充をわかちあえたらしあわせです。（編集部）","brand":"新評論","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48503151034672,"sku":"","price":2420.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784794811677","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}