{"product_id":"9784794812780","title":"「学校小説」の残光と残影","description":"近代の名作の中で「学校」はどう描かれてきたか。\u003cbr\u003e鋭敏な作家の眼が捉えた「真実」の光が現代の社会・教育・文学を照らし出す\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　児童・生徒・学生・教員として、人生の大半を「学校」現場で過ごしてきた私は、折に触れて、学校を舞台とする小説（いわゆる「学校小説」）を読み、しばしばそれらに救われてきた。その読書歴は、悩める現役の教員・学生・生徒、そして保護者の方々の参考となるのではないか。\u003cbr\u003e　そんな考えのもとに私は本書を編んだ。まず第一部で、それらの「学校小説」のうち、明治・大正・昭和の時代に書かれたものをなるべく網羅的に概観した。その数は110余編に及び、我ながら、いろいろな作品に出遭ってきたと感心している。むろん、平成や令和の時代にも「学校小説」は陸続と刊行されているが、作品や作家の評価がまだ定まっていないものも少なくないので、ひとまずは、明治・大正・昭和という「近代」にこだわってみた。\u003cbr\u003e　続く第二部では、その110余編のなかから、現役の教員・学生・生徒、さらには保護者の方々に、その存在を知って、できれば読んでみていただきたいと思えたものを、34編にわたって厳選し、私がとくに印象的だと思ったシーンを中心に引用し、各作品から私が感じ取ったことなどをエッセイ風にまとめ、ささやかな読書案内としてみた。そこには、「古稀」を過ぎた私の、半ば「遺言」のような想いも込めている。各節のタイトルは当該小説の引用文から抜粋して付けた。\u003cbr\u003e　むろん、小説は基本的にはフィクションである。しかし、鋭敏な作家の眼は、「事実」を超えた「真実」を照射していることも少なくない。第二部で取り上げた作品の作者を例示すると、島崎藤村、夏目漱石、石川啄木、芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治、石坂洋次郎、三島由紀夫、北杜夫などである。\u003cbr\u003e　また、私がエッセイのキーワードとして設定したのは、「教科書」「学歴」「ジェンダーロール」「入学試験」「（教師の）資質」「学級経営」「特別支援学級」「作文教育」「いじめ」「英語コンプレックス」「性道徳」「教職員組合」「（スポーツにおける）連帯責任」「内申書」「自殺」「授業崩壊」などである。（ふじお・ひとし）","brand":"新評論","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":49144715378992,"sku":"","price":2750.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784794812780","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}