{"product_id":"9784794813206","title":"死の現場に立つ人たち","description":"特殊清掃員、元自衛官らが目撃した死の後始末。\u003cbr\u003e統計には残らないリアルな記憶から、孤独の先にある「生」を守るための記録。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　あなたは、死んだあとに何が起きるのか、知っていますか？　遺体が発見されるまでの日数、腐敗が進んだ室内を清掃する人の存在、損傷した遺体を修復し、家族のもとへ送り届ける技術、孤独死が起きた部屋に次の入居者を迎えるまでの不動産業者の葛藤、東日本大震災の災害現場でご遺体の収容にあたり、仲間の自殺とも向き合いながら生き続ける元自衛官の記憶――本書は、こうした「死の後始末」を担う人たちへのインタビューをまとめたものです。\u003cbr\u003e　2025年の自殺者数は1万9000人を超え、2024年に自宅において孤立死された人の数は7万6000人を超えている。自殺は「死を選ぶ行為」であり、孤立死は「死に選ばれたもの」とも言える。どちらも、「孤独」と「孤立」の先にあるものだ。統計数値はその事実を数字として記録するが、その後に何が起きるのかは記録していない。記録ではなく、「記憶」しているのは現場の人たちとなる。\u003cbr\u003e　特殊清掃業者は、「孤独死は防げない。でも、早く見つけることはできる」と言う。遺体管理師は、「依頼者は優しい人ばかりだから、すべてがいいエピソードです」と言う。不動産業者は、「親に迷惑かけちゃうって想像はされると思う。そこで少し考えてもらえれば」と言う。そして元自衛官は、「日常の声かけがもっとも重要だ」と言う。死に向き合う仕事をしている人たちすべてが、「生を守ること」を考えていた。\u003cbr\u003e　宮古島出身の社会福祉分野の研究者として私は、これまで自殺対策をテーマに研究と執筆を続けてきた。講演などで学生たちに死後のリアルを話すたびに「うわー」という声が漏れる。みんなが、「死」を自分事として捉える瞬間である。この瞬間に私は、「抑止力」の芽生えを感じてしまう。死んだあとに何が起きるのか、それを知ること、それを想像することが、孤独・孤立のなかで「死を考えている人」を引き留めることにつながるかもしれない。\u003cbr\u003e　死は、一人では完結しない——この事実を多くの人に知ってほしい。","brand":"新評論","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67323086504240,"sku":null,"price":3300.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784794813206","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}