{"product_id":"9784831887986","title":"疾駆する馬上の龍樹","description":"龍樹（ナーガールジュナ、１５０２５０頃）は、般若経典に現れた「空思想」を『根本中頌』などの著作によって基礎づけた。しかし、その理解は難しい。龍樹本人が、「本来、ことばでは語れない」とするものを、皮肉にも「ことばで理解させようとする」からである。これまでも、「龍樹中観派は矛盾律を破ってみせた。ことばを離れ、西洋の論理を超えた」「真実の姿をことばで言い表すとすれば、有でも無でも、非有でも非無でもない。これが真如であると龍樹は観る」「龍樹は矛盾を超えた、\u003cbr\u003e矛盾律にとらわれない、論理(法則)を超えた」などと解釈されてきた。本書はこれらの理解を徹底的に批判し、空思想を言語分析の視点から本格的に考察。言語行為論や記述理論などの分析哲学の成果を縦横に織り込み、百年来の弁証法的解釈を斥けて、思考の理である論理性の尊重ゆえに、馬上の龍樹は電撃的に疾駆（迅速に論理的に思考を進めた）しえたことを解明する。\u003cbr\u003e【目次】\u003cbr\u003eはじめに\u003cbr\u003e考察一．主述形式の思考と無自性の原則\u003cbr\u003e１．「語れぬ」ものを「語る」齟齬　\u003cbr\u003e２．分析・総合における概念的思惟と有自性論　\u003cbr\u003e３．「相関的なものは無自性」が原則　　　　　　　　　　 \u003cbr\u003e４．間奏曲言語行為という「遠見の角」\u003cbr\u003e考察二．存在の虚ろ化と論理則の見かけの侵犯\u003cbr\u003e　１．無自性論と述語論理\u003cbr\u003e　２．論理則侵犯の許容は泥濘の途 \u003cbr\u003e　３．無分別の境地と「八不」 \u003cbr\u003e〔付論〕　ものとこと論理性はことばの使用に伴う　\u003cbr\u003e考察三．無自性観に対する諾否の行方　\u003cbr\u003e１．相対的自性の認否と第二十六章　　　　　　　　　　　\u003cbr\u003e２．この種の言語行為がはらむ問題点　　　　　　　　　　\u003cbr\u003e３．詭弁気味の議論・勇み足の議論　　　　　　　　　　　\u003cbr\u003e４．思考の言語と『中頌』の帰謬法　　 \u003cbr\u003eあとがき　","brand":"法蔵館","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48518408864048,"sku":"","price":2750.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784831887986","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}