{"product_id":"9784861829260","title":"カリブ海の黒い神々","description":"詩、絵画、映画から、宗教、逃亡奴隷、移民、そして製糖……。\u003cbr\u003eディアスポラの文化や歴史を縦横に論じ、『老人と海』のまったく新たな読み解きへとなだれ込む、圧倒的な知的冒険。アフロ宗教の司祭の資格を持つ著者でなければ書き得なかった、かつてない圧巻のキューバ論。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e　キューバには一般の観光客の知らない世界があるのです。ここで取りあげるアフロキューバの世界です。なぜアフリカ由来の宗教や文化を論じるのでしょうか。それを三つの観点から説明しましょう。\u003cbr\u003e　第一に、キューバのナショナル・アイデンティティは、ヨーロッパ（スペイン系）とアフリカ（それに若干の先住民や中国人移民）が混ざった「混交文化」です。\u003cbr\u003e　そして、アフロキューバ文化を取りあげる第二の理由としては、それがわれわれの日本文化の考察に応用できると考えるからです。\u003cbr\u003e　そして、最後の三つめの理由ですが、これは個人的な事情にかかわります。私は二〇〇九年夏に、いまのパドリーノ（代父）のもとでサンテリアの「オルーラの手」と呼ばれる、一種のイニシエーション（通過儀礼）をおこないました。三日かけて私の運勢と守護霊を占ってもらう儀式です。\u003cbr\u003e　ヘミングウェイ論をはじめとして、ここに収録した文章は、私にとって未知の分野への挑戦でした。サンテリアの二百五十六通りの運勢のひとつに「大いなる冒険に人を駆りたてるのは、その人の知性である」ということわざが出てきます。お金や名誉ではなく、知性（頭脳）の活性化のために、どうぞご一緒に冒険をお楽しみください。\u003cbr\u003e（本書「まえがき」より）","brand":"作品社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48540377809200,"sku":"","price":2970.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784861829260","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}