{"product_id":"9784862853936","title":"クレモナのリウトプランド『報復の書』／ヴァイセンブルクのアーダルベルト『レーギノ年代記続編』","description":"ヴァイキング，ノルマン人，イスラーム教徒など異民族の侵入が相次いだ10世紀は，史料の数が極めて乏しく，「暗黒の世紀」と呼ばれる。しかし同時に，今日のヨーロッパ諸国と民族が形成された，歴史的に重要な「長い10世紀」でもある。叙述スタイルに豊かなバリエーションを持つ史料は，扱う地域も実に多様である。\u003cbr\u003e本書は，このオットー朝期（919-1024）の四大叙述史料のうち二書を，明快かつ詳細な訳注で提供する。\u003cbr\u003eリウトプランドは，仕えたイタリア国王と激しく対立し，ドイツ国王オットー1世の宮廷に亡命した。その『報復の書』（958-62成立）は，皇帝カール3世が失脚し，フランク帝国が5つに分裂した頃（887\/88）から筆を起こし，ドイツ，イタリア，ビザンツの同時代史を様々なエピソードを交えて描き，最後は自身のコンスタンティノープル使節行（950）を詳述する。膨大なギリシア・ラテン古典の引用に彩られ，該博な知識に基づく修辞的表現や韻律詩を駆使した鋭い社会批判，諧謔，皮肉を表出し，独自の文学作品としても個性的な魅力を放つ。\u003cbr\u003eアーダルベルトは，同じくオットー1世に仕えた後，ロシアへの伝道司教を経てヴァイセンブルク修道院長となった。その『レーギノ年代記続編』（966-68成立）は，907-67年を対象に伝統的な編年体で書かれた。中世において最も広く普及し，読まれた史書の一つである。\u003cbr\u003eわが国で未だ馴染みの薄いこの時代の歴史研究の土台を築く，基盤的業績である。本書の生き生きとした著述は，歴史の実像を読者の眼前に立ち昇らせるに違いない。","brand":"知泉書館","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48541658480944,"sku":"","price":8800.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784862853936","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}