{"product_id":"9784863853867","title":"禽眼圖","description":"片側を闇にのまれてそよぐ樹を観ればかつてのわたくしならん\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e楠誓英の歌は片側の闇を何かに捧げている。それを神と言ってもいいし、生の根源的な苦と言ってもいいだろう。闇は光に先立つ。\u003cbr\u003eだが、一首ののちに〈わたくし〉は自由を得て沈黙する。夜空を渡る鳥たちのように、存在そのものがおそらくは光の言葉となって。\u003cbr\u003e水原紫苑\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e \u003cbr\u003e\u003cbr\u003e【五首選】\u003cbr\u003e木の下の暗がりのなか雨をみる禽（きん）のまなこになりゆく真昼\u003cbr\u003e薄明をくぐりて眠るわがからだ枕の下を魚（うを）が泳ぎぬ\u003cbr\u003eことのはの手前によこたふ幽暗よやまは深々とうずくまりをり\u003cbr\u003e朗読の声の途切れて右耳からざんと抜けゆく白き両翼\u003cbr\u003e透明な傘ゆゑ君の両肩は灯にさらされて夜に沈みぬ","brand":"書肆侃侃房","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48543162073392,"sku":"","price":2200.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784863853867","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}