{"product_id":"9784867931769","title":"大江健三郎とヘルメスの輪","description":"元岩波書店社長が綴る、これまで語られることのなかった時代に光を当て大江文学の根幹に迫る！\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e雑誌『へるめす』の編集長として、大江健三郎と伴走してきた著者が、「ヘルメス」をキーワードにして大江文学を読み解いていく。未発表のハガキ・手紙を多数収録した、極めて貴重な大江文学の証言録。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e《大江が私に進呈してくれた著作は三〇冊ぐらいある。……私がもらった著作のうち二冊の本に、同じ内容のスペイン語と英語のメッセージが書かれていることだ。……一つは、一九八五年二月に岩波書店から刊行された『生き方の定義──再び状況へ』で、その本の表紙裏の見返しに、私の名前に続けて次のように書かれている。／「el circulo Hermetico!」／もう一つは、一九八六年一〇月に岩波書店から刊行された『M／Tと森のフシギの物語』で菊判・四〇〇頁の大冊である。この本の場合も見返しに大きな文字で私の名前と大江の署名・捺印（大江健三郎）の間に、英語で次のように記されている。／「of hermetic c circle」／両方とも日本語で記せば、「ヘルメスの輪」ということになるだろう。……〔ヘルメスの輪とは〕ごく自然に推測されるのは、一九八四年暮れに出発した雑誌・季刊『へるめす』のことだ。大江はこの雑誌の編集同人の一人（他は、磯崎新、大岡信、武満徹、中村雄二郎、山口昌男の五人）だったし、私は編集・発行人だった。……大江が意味したいのは単に一つの雑誌をめぐる関係性をはるかに超える、ある秘教的とも言える思想についての示唆であったと思えるのである。それを明らかにするためには、私が大江と知り合った最も早い時期にまでさかのぼる必要がある……。》――本書より\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e【目次】\u003cbr\u003eプロローグ／第一章　林達夫という存在──もう一人の師／第二章　新しい友人たち／第三章　『小説の方法』と『現代伝奇集』／第四章　季刊『へるめす』誕生／第五章　『林達夫座談集　世界は舞台』と『Ｍ／Ｔと森のフシギの物語』／第六章　『ユートピア探し 物語探し』と「レヴォリュショナリ・ウーマン革命女性」／第七章　『キルプの軍国』／第八章　『治癒塔』／第九章　『治癒塔惑星』／第一〇章　大江健三郎と「ヘルメスの輪」／エピローグ","brand":"作品社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67780472570160,"sku":null,"price":3740.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784867931769","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}