{"product_id":"9784873548111","title":"合衆国労働運動史 2","description":"フィリップ・S・フォーナー(Philip S. Foner)著の『合衆国労働運動史(History of the Labor Movement in the United States)』(既刊11巻)の第2巻の邦訳。同シリーズは、アメリカ史の全体的な流れを背景に、労働運動がアメリカの社会構造の伸展や、その逆に、経済的・政治的・社会的な出来事が労働運動の発展に及ぼした影響を分析することで、労働運動の興隆を考察しようとする壮大な試みである。フォーナーの基本的な立場は、労働者がアメリカ民主主義の成長において最も進歩的な力であったとみなす点にある。これは、第2巻の分析の基本的な立脚点についても言える。\u003cbr\u003e　第2巻は、副題(From the Founding of the American Federation of Labor to the Emergence of American Imperialism)が示すように、アメリカ労働総同盟(AFL)の創設期であり、その後何年にもわたって組織労働者の性格と前途を規定した1880年代と90年代の20年間におけるアメリカ労働者階級の運動史が論じられている。この20年間は、グローヴァー・クリーヴランド大統領が、1888年12月３日の大統領教書で、「我々が集積された資本の成果を見ると、我々はトラスト、コンビネーション、独占の存在を発見する一方で、市民ははるか後方で苦闘しているか、そうでなければ鉄の踵の下で踏み踏みにじられて死んでいる。法のもとで慎重に制御されるべき創造物であり、人民に奉仕すべきである株式会社は、今では急速に国民の支配者になりつつある」と述べたことに要約されている。この時期の労働者は、トラスト、コンビネーション、そして何よりも株式会社形態をまとって登場した独占企業との対決を余儀なくされていたのである。その意味で、この時期に現代の労働運動が合衆国で誕生したといっても過言ではない。\u003cbr\u003e　本巻では、アメリカ労働者階級の新たな敵との闘争史が、労働騎士団の興亡と揺籃期のアメリカ労働総同盟を縦横の糸として、そこにホームステッド・ストライキやプルマン・ストライキなどにおける命を賭した労働者の闘争、アメリカ社会党の結党、労働ポピュリズムの興廃、米西戦争、独占資本主義の成熟とそこでの新たな課題などを加味しつつ、具体的に描かれている。","brand":"関西大学出版部","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":50772121911600,"sku":null,"price":4950.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784873548111","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}