{"product_id":"9784880027234","title":"高次脳機能障害Q＆A　症候編","description":"この本は元々，新興医学出版社から出版されている雑誌Modern Physicianの創刊30年記念特大号（2010年1月）の企画を基に製作されました．雑誌特集の時の倍にQuestionを増やし，執筆者はおよそ80人にも上ります．\u003cbr\u003e　Questionに対するAnswerは，3つに分けることにしました．すなわち，1）知っておきたい基本知識，2）少し詳しく，そして3）じっくり学ぶ・文献です．急いで項目についての知識を得たい時には1）だけ読めば十分です．1)3）まで読みとおしても，それほど時間はかかりません．内容は高次脳機能理解のための，基礎知識・症候・トッピクスの3つの部分に分け，基礎知識とトピックスを「基礎編」，症候を「症候編」として2巻に分けました．執筆をお願いした先生方は，医学部名誉教授の大先生から私の教室の大学院生まで幅が広く，バックグラウンドも神経内科，精神神経科，リハビリテーション科の医師だけでなく，ST・OT・PTや心理の立場の先生方も多く，多彩です．しかし，これらの先生方は皆，共通して「日本神経心理学会」や「日本高次脳機能障害学会」でご活躍なさっている方々です．執筆者の専門性を第1に重視して，テーマを選択いたしましたので，どの項目もわかりやすく書けていると思います．\u003cbr\u003e　ところで，Jacksonの失語に関する最初の論文をご存知でしょうか．彼が故郷のヨークからロンドンに出てきて神経疾患患者の診療に従事して3年目の1864年に若干29歳でまとめた論文です．この論文は「London Hospitalの内科および外科スタッフによる臨床講義と報告　第1巻」に載っており，「言葉の喪失（Loss of speech）．それと心臓弁膜疾患，右片麻痺との関連--嗅覚欠損--ヒョレアにおける言葉の欠損--てんかんにおける動脈支配領域」という長ったらしい題名が付いています．この本は私がもっとも大切にしている蔵書の1つです．この論文には34例の失語症例の病歴と考察が書かれています．随所にBrocaが引用され，彼に対する敬意が示されていてほほえましいぐらいです．このことはあまり知られていない話です．むしろ，Jacksonは後に徐々にBrocaに対して批判的になり，彼独特の失語理論を生み出していったことのほうがずーっと有名です．\u003cbr\u003e　この本は，Q \u0026amp; Aという形式を取っており，読むのが大変にならないように工夫しましたが，内容は実は重厚です．とくに若い，まだ初心者の読者には，最初から全体を通して読むことをお勧めします．そうすると，脳の高次脳機能についての全貌を知ることができるはずです．この本に書かれていることを参考にして経験を積み，JacksonがBroca理論と葛藤したように，この本に書かれている事実を確認し，さらに乗り越えていただくことを期待したいと思います．\u003cbr\u003e　　2011年8月　昭和大学神経内科　河村　満\u003cbr\u003e（序文より抜粋）","brand":"新興医学出版社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48550136217904,"sku":"","price":4620.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784880027234","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}