{"product_id":"9784901835565","title":"たかが五平餅されど御幣餅","description":"御幣餅は粳米を半殺しにして、木串や竹串に握りつけ、表面を狐色になるまで炙り、味噌または醤油ベースのタレをつけ、再び焼く。それだけの料理である。\u003cbr\u003eこの簡素そのものの料理は、山での仕事と生活の安全や、豊作と豊猟を神に願う供物が始まりとされる。\u003cbr\u003eその後、晴れの日だけに食べる「ご馳走」の時代が長く続き、その豊かさを日常的に口にできるようになるのは、昭和、それも太平洋戦争が終わってしばらく過ぎた頃。時を同じくして、家庭で晴れの日に作っていたものから、町で毎日販売されるまでになった。\u003cbr\u003eまた、NHKの朝ドラ「半分、青い。」の影響で、御幣餅が全国的に知られるようになる。それまで御幣餅は奥三河の郷土料理と考えていたが、ドラマで登場したのは、奥三河と同じ小判型だが、岐阜県恵那市の御幣餅である。本書の執筆が始まり、その地域では、団子型の御幣餅が多いと知る。\u003cbr\u003e更に、フォッサマグナの西の境にあたる糸魚川静岡構造線の西側で、塩尻以南を中心に御幣餅が食べられてきたことも知る。同時に、それ以東に御幣餅とルーツを同じくする食文化が、東北まで広がりを持ち、東西の食文化の指標となる伝統食であることも知った。\u003cbr\u003e本書は、発祥からの歩みと、各地で親しまれている御幣餅の多様な姿、その諸相を記したものである。","brand":"春夏秋冬叢書","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":50376841756976,"sku":null,"price":2200.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784901835565","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}