{"product_id":"9784906858729","title":"【オンデマンドブック】現代音楽とメディア・アートの空観無為","description":"目次\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e1. 現代音楽をめぐる諸問題について・・・・小森俊明\u003cbr\u003e 2. Chaosmos：間-共創成へ向けて・・・・・河合孝治\u003cbr\u003e 3. 森村泰昌の四半世紀ー変容の変容を追って・・・・小森俊明\u003cbr\u003e 4. 無分別智の芸術 :ジョン・ケージからメディア・アートに気づく・・・河合孝治\u003cbr\u003e 5. 「反-自動化主義」宣言 －メディアアートと科学技術の相関主義への批判・・織田理史 \u003cbr\u003e 6. フリー・インプロビゼーション・・・河合孝治\u003cbr\u003e 7. 「現代のダンス」という未知なる領域へ、あるいは多木浩二へのオマージュ・・・小森俊明\u003cbr\u003e 8. アプリ・アート試論―その特異性の出現と消失・・・織田理史\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e本書は存在と非存在の境界を探求する即興ユニット「空観無為」。そのメンバーである河合孝治、小森俊明、織田理史が紡ぎ出す共著である。\u003cbr\u003e私たちの探究は、音楽、造形、メディア・アート、ダンスといった既存の分類を超越し、表現の根源的な問いへと収斂していく。その核心には、音という不可視の媒体を据えながら、多様な表現形態を通じて「存在」の意味を問う姿勢がある。\u003cbr\u003e本書の出版は、言語という記号体系もまた、芸術表現の一形態であるという認識に基づく。しかし同時に、私たちはヤスパースの「暗号」の概念を想起せずにはいられない。すべての存在は、解読されるべき暗号として我々の前に立ち現れる。芸術も、そしてこの書物さえも、存在の暗号を解読する試みの一環なのだ。\u003cbr\u003eソクラテスと釈迦の沈黙は、言語の限界と可能性を如実に物語る。ソクラテスの産婆術は、対話を通じて真理へと接近しようとする試みであり、釈迦の対機説法は、言語の相対性を認識しつつ、真理の普遍性を示唆する。両者の姿勢は、固定化された概念や絶対的真理の存在を疑問視し、常に流動的で相対的な認識の重要性を強調する。\u003cbr\u003eハイデガーの「存在忘却」の概念を踏まえれば、私たちの課題は、日常的な存在了解を超えて、存在そのものへと思索を向けることにある。それは、他者との対話を通じて自己の存在を問い直し、世界内存在としての自己を再発見する過程でもある。\u003cbr\u003e宇宙の根本原理が「生成・変化・消滅」の循環にあるという認識は、ヘラクレイトスの「万物流転」の思想を想起させる。この永遠の変化の中で、アートの使命は何か。それは、固定観念を打破し、無分別の心、すなわちハイデガーの言う「開示性」を保ち続けることではないだろうか。\u003cbr\u003e「音楽でない音楽」、「アートでないアート」の探求。それは、存在と非存在の境界、意味と無意味の狭間を彷徨う営みである。「空観無為」の試みは、まさにこの存在論的探究の具現化なのである。","brand":"TPAF","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48866928722224,"sku":"","price":2346.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784906858729","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}