{"product_id":"9784910576091","title":"活字の種をつくった人々","description":"私たちの身のまわりにある本や雑誌、新聞。そこに並ぶひとつひとつの文字は、40年ぐらい前までは、おもに活版印刷で刷られていました。活版印刷とは、ハンコのような鉛の活字を組み合わせて、機械で印刷する方法です。ひとつひとつの文字は、１本１本の鉛活字を並べることで刷られていましたが、その鉛活字のおおもとの型を、かつて人が手で彫っていたことを知っていますか？――活字とおなじ大きさ、デザイン、鏡文字で。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e文章のなかには、おなじ文字が何度も登場します。このため、たとえば１冊の本をつくるために、「あ」なら「あ」の鉛活字を何十本も用意しておかなくてはなりません。場合によっては何百本、何千本も。「母型（ぼけい）」というひとつの型から量産するのですが、そのためには必ずだれかがその「母型」のおおもととなる型＝「種字（たねじ）」をつくる必要がありました。描いたり、写したりするのではありません。木や鉛合金でできたマッチ棒ぐらいの小さな細い軸に、人の手で「彫って」つくられたのです。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e原寸大ですから、本文用でもわずか２、３ミリ角の大きさです。そのサイズに彫刻刀で、それも鏡文字で彫って、明朝体やゴシック体、楷書体など、いろいろなデザインの種字がつくられ、活字のもと＝種になった。にわかには信じられないような話ですが、明治から昭和にかけて、実際におこなわれてきたことなのです。この種字を彫る職人のことを、「種字彫刻師」といいました。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eはたして、「種字彫刻師」の仕事とは、どのようなものだったのでしょうか。そして「種字彫刻師」とは、どんな人たちだったのでしょうか。本書では、いま、私たちの身のまわりにあるスマートフォンやパソコン、本、雑誌、新聞などのなかに、当たり前のように表示され、印刷されている文字。そんな文字――フォントの源流といえる文字を彫っていた「種字彫刻師」の人と仕事を、わずかに残された資料や実物からひもときます。","brand":"水鈴社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":66873656312112,"sku":null,"price":3520.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784910576091","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}