{"product_id":"9784910663791","title":"【オンデマンドブック】何かの足しに・・・","description":"【目 次】\u003cbr\u003eはじめに ── なりたい私に会いに行く ４Ｐ\u003cbr\u003e１．ドーラの如く、母の如く ６Ｐ\u003cbr\u003e２．『義父・山寺仁太郎』 19Ｐ\u003cbr\u003e              ①思い出 ②直美君 ③手術の成功を祈って ④読書家   ⑤「甘利山」と「生涯現役」 \u003cbr\u003e      ⑥大村智博士との思い出  ⑦「提灯行列の幻影」 ⑧ご縁\u003cbr\u003e３．ペンダントと茶葉がほどいたもの 43Ｐ\u003cbr\u003e４．これは読書か 48Ｐ\u003cbr\u003e５．袖すり合うも他生の縁 58Ｐ\u003cbr\u003e６．ママさんリレーの思い出 66Ｐ \u003cbr\u003e７．どこへも行かないという贅沢 70Ｐ\u003cbr\u003e８．良きに計らえ 74Ｐ\u003cbr\u003e９．欠伸してください 83Ｐ\u003cbr\u003e10．雪の新橋で迷子になりました 90Ｐ\u003cbr\u003e11．何か変 98Ｐ\u003cbr\u003e12．恋の歌、うどんに化ける 106Ｐ \u003cbr\u003eあとがきにかえて 110Ｐ\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e「はじめに── なりたい私に会いに行く」 本文より\u003cbr\u003e  \u003cbr\u003e四月のある日、私は六十六歳の誕生日を迎えた。\u003cbr\u003e「前期高齢者」という肩書きをもらってからの一年は、びっくりするほど早く過ぎていった。まるで誰かが、私の時計の針をこっそり速めてしまったかのように。\u003cbr\u003e二十七年前、父は七十一歳で旅立った。\u003cbr\u003e虫歯ひとつない健康自慢の人だったのに、「さあこれから」というときに病に倒れてしまった。あまりに急な出来事に、一番驚いたのはきっと父自身だったと思う。父には、やりたいことがまだまだあったはずだ。\u003cbr\u003e母と海外旅行に行くこと。\u003cbr\u003e「寺子屋のような塾を開いて、近所の子どもたちの憩いの場を作りたい」という夢（父は教師だった）。\u003cbr\u003eそして、孫たちとの夏休みキャンプの約束も。\u003cbr\u003e時は流れ、私は六十六歳。\u003cbr\u003e父が旅立った年齢まで、あと五年になった。\u003cbr\u003e「もう五年しかない」と思うのか、「まだ五年もある」と考えるのか。\u003cbr\u003e私は思った。\u003cbr\u003eこの五年で、「なりたい私」になろうと。\u003cbr\u003eやってみたかったことを、先延ばしにせずやってみようと。\u003cbr\u003e「いつか」ではなく、「いま」から。\u003cbr\u003eなりたい自分に会いにゆく…。\u003cbr\u003eその第一歩として、このエッセイを綴った。              山寺直美","brand":"協立コミュニケーションズ","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":50398204559664,"sku":null,"price":1100.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784910663791","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}