{"product_id":"9784910738321","title":"梅雨の一欠片","description":"　むらぎものこころ遠出をしてゐるや万年筆に群青の凪\u003cbr\u003e万年筆に充たされたインクの水面の「凪」が、上句と美しく響きあう。小さな水面が、まるで心のありようを映す広い海原にも思えるのである。（横山未来子・本書「解説」より）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e【５首選】\u003cbr\u003eいつぽんの線分を濃くひくごとき蟬声(せんせい)　四車線の国道に\u003cbr\u003e繁りたる公孫樹とビルのあひふかくゆふぞらは時に鋭角をもつ\u003cbr\u003e「姑（はは）」「さびしい」検索をせし夜からか居間の天井いくらか高し\u003cbr\u003e室内灯のスイッチ四つすべて切り窓辺に羽田の街の夜を撮る\u003cbr\u003e扉(と)を押せばカーディガンへ風ながれ入ることばうちあふ夜をかへるべし\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e《附録》\u003cbr\u003e「こころを伝える言葉」―横山未来子歌集『樹下のひとりの眠りのために』論","brand":"典々堂","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67137180074288,"sku":null,"price":2750.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784910738321","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}