{"product_id":"9784911068076","title":"豊かで風変わりななにか","description":"短篇の名手が描く、アメリカ南部アパラチアの歴史と風土と人間ドラマ。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eフランク・オコナー国際短編賞、O・ヘンリー賞など、数々の賞を受賞した作家の傑作短篇集Something Rich and Strangeから選りすぐりの19篇を収録。本書に惚れ込んだベテラン翻訳家の手による渾身の翻訳。巻末解説はアメリカ文学者の後藤和彦氏。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e■収録作品一覧\u003cbr\u003e試練の日々　Hard Times\u003cbr\u003e午前三時、満天の星　Three A.M. and the Stars Were Out\u003cbr\u003e午後の飛翔　The Ascent\u003cbr\u003eナイト・ホークス——夜ふかしをする人々　Night Hawks\u003cbr\u003e決断　Lincolnites\u003cbr\u003e谷の奥へ　Into the Gorge\u003cbr\u003e帰郷　Return\u003cbr\u003e火影　Burning Bright\u003cbr\u003e大魚　Their Ancient, Glittering Eyes\u003cbr\u003e流れ星　Falling Star\u003cbr\u003e豊かで風変わりななにか　Something Rich and Strange\u003cbr\u003e落とし前　The Dowry\u003cbr\u003eあと二十六日　Twenty-Six Days\u003cbr\u003e最後の儀式　Last Rite\u003cbr\u003e六月のブラックベリー　Blackberries in June\u003cbr\u003e収穫　The Harvest\u003cbr\u003e南部的愛の痛み　Love and Pain in the New South\u003cbr\u003eシャイロー　Shiloh\u003cbr\u003eならず者たち　Outlaws\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eラッシュの文学には、たとえば大恐慌時代や、ヴェトナム戦争期のことや、さらに古く南北戦争前後に至るまでこの土地の歴史を幾重にも遡りながら、アパラチアという土地の味わいのその全体を活写し尽くそうとする意気込みが横溢している。つまり、そこには風土がまずもってある。厳然としてある。にもかかわらず、カーヴァー作品の人間ドラマの普遍性を連想させもする——それがラッシュの「否！」の文学に独特の魅力なのではないか。\u003cbr\u003e——後藤和彦「解説　アパラチアの文学者たち」より\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eロン・ラッシュは困難や理不尽に直面して、無言で立ち尽くす人を描くのがうまいのだとあらためて気づく。……日々の生活のずしりとした重みを、老境のやるせなさを、ダメな自分を丸ごと背負いながら、その静かなのに雄弁な姿に、弱いのに強い生き方に、訳していてたびたび胸を打たれ、わたしはロン・ラッシュのそこに惹かれ、だから紹介したいと熱望したのだと思い至った。\u003cbr\u003e——芹澤恵「訳者あとがき」より\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e……ジェイコブは薪割り代わりにしている切り株に腰を降ろした。角灯の火を吹き消し、そして待った。なにを待っているのかは、自分…","brand":"北烏山編集室","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67703750328624,"sku":null,"price":4180.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784911068076","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}