{"product_id":"9784991384608","title":"ONSEN MMXXIV","description":"野湯（のゆ、やとう）と呼ばれる自然の中に自噴する整備されていない温泉巡りは、山谷がカメラを手にして間もない15年程前から始まり、友人や家族、時にはSNSやZINEで希望者を募り現在も続いています。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e自分のSNSで野湯探しの同行者を募ると毎回何人か連絡をくれる。……面識のない人たち同士の、半ば強制的なコミュニケーションが始まる。自分を知ってもらう為の自己紹介、振る舞い方。たあいもない話を繰り広げていく中での、相手を知るための質問と若干の駆け引き。探検が始まる高揚感と非日常への期待感。そして共通の目的を持った連帯感。そこで生まれるグルーヴは、時代や場所を超えて、《それはかつてあった》風景を呼び起こしてくれる。（本書あとがきより）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e「ONSEN」は約15年前から山谷の個人的な趣味として始まった野湯探しをテーマとしたシリーズです。野湯(のゆ、やとう)とは、自然の中に自噴する人工的な整備が施されていない温泉であり、そこでは火山ガスや温泉成分の影響で草木が生えず、岩場が顕にされた荒涼とした景色が広がります。「まるであの世とこの世が交差するような剥き出しの風景」に心を奪われたと山谷は言います。火山大国である日本において、その恵みである温泉は人々の娯楽となっていますが、山谷の撮る剥き出しの風景の中に見る人間の肌は、脆く傷つきやすい不確かなものであり、 自然と人間の関係性へと私たちの意識を立ち返らせます。そしてまた温泉文化の歴史は古く、『日本書紀』や『万葉集』の中で、男女が一緒に飲食し、歌を交わして親睦を深める場として記述されています。友人や家族を連れ立って野湯を探す中で、山谷の興味は自然が作り出す圧倒的な造形美を写真に収めるだけにとどまらず、人間と人間のプリミティブな関係性を問い直すような視点へと広がっていきました。そしてSNSで同行者を募り、偶発的に集まった見知らぬもの同士の旅は、いつの時代も変わらない人間の営みの記憶を喚起させることとなりました。作品の中にハプニング的要素を取り入れて他者を介在させる手法は、写真撮影とドラムパフォーマンスが融合した『Doors』など、近年の山谷作品の特徴といえます。","brand":"ｆｌｏｔｓａｍ　ｂｏｏｋｓ","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":49178629570864,"sku":"","price":3850.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784991384608","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}