{"product_id":"9784991500206","title":"青い砂丘にて—復刻版","description":"彫刻家・砂澤ビッキは、眠りの中で見た夢を約10年にわたって記録し続けていた。駅、昆虫、雪、風、身体の一部。夢の中で見た光景や、耳にした音、肌で感じた感触が、現実の論理から解き放たれた不思議な物語として書き留められている。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eその膨大な夢の記録から文章を選び、ビッキ自身が15章にまとめ、装幀を手がけたのが『青い砂丘にて』である。1976年7月、限定300部の私家版として刊行された。そこに収められた文章は、夢日記とも散文詩とも異なる。ビッキが無意識の中で捉えた像を、言葉によって紙の上に定着させた「夢のデッサン」ともいえるものだ。後年の彫刻作品へつながる形象を思わせる記述も随所に現れる。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e原本の多くは、刊行当時、ビッキの知人らへ直接手渡された。現在では入手が極めて困難で、古書市場でも高額で取り引きされている。刊行から50年を迎えるにあたり、砂澤凉子夫人監修のもと、原本の姿を可能な限り忠実に再現。ビッキによる装幀を生かし、本文も原本に沿って新たに組み直した。165×147ミリの変形判、本文96ページ、箱入り。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e付録には、シュルレアリスム研究の第一人者であり、澁澤龍彦とも親交の深かったフランス文学者・巖谷國士と、本書を北海道立文学館で展示したキュレーター・淺川泰による書き下ろし解説を収録。巖谷は、夢の記述とシュルレアリスム、そして彫刻家としての創作がどのようにつながるのかを論じ、若き日のビッキが鎌倉で交流した澁澤龍彦から受けた影響などにも言及している。淺川は、これらの文章がなぜ一冊の本にまとめられ、1976年に私家版として刊行されたのかを、過去の資料から読み解いている。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e彫刻だけでは捉えきれない砂澤ビッキの創作の源に、読むことによって触れる一冊。50年の時を経て、幻の私家版が初めて復刻される。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e【解説者・巖谷國士氏のＸポスト】\u003cbr\u003e1976年に出た300部限定の瀟洒な稀覯本で、しかも実際に見た夢をそのまま書いているめったにない「夢の記述集」（詩集ではありません）を、復刻版で刊行するというすばらしい冒険。きっかけもすてきですね。","brand":"青い砂丘合同会社","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":67697692344624,"sku":null,"price":10000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"url":"https:\/\/www.maruzenjunkudo.co.jp\/products\/9784991500206","provider":"丸善ジュンク堂書店ネットストア","version":"1.0","type":"link"}