●教行信証・序
1 竊(ひそ)かに以(おもん)みれば、難思(なんじ)の弘誓(ぐぜい)は
2 故に知んぬ、円融至徳の嘉号は
3 しからば凡小修(ぼんせうしゅ)し易き真教 ほか
●教の巻
1 謹んで浄土真宗を按ずるに
2 それ真実の教を顕(あらは)さば、則(すなは)ち
●行の巻
1 謹んで往相(わうさう)の廻向(ゑかう)を按ずるに
2 しかるにこの行は大非の願(ぐわん)より
3 しかれば名(みな)を称するに、よく衆生の ほか
●信の巻
1 それ以みれば、信楽(しんげう)の獲得(ぐゐやくとく)する
2 謹んで往相の廻向を按ずるに
3 この心即(しむすなは)ちこれ念仏往生の願より ほか
●証の巻
1 謹んで真実の証を顕さば
2 しかるに煩悩成就の凡夫
3 2つに還相(ぐゑんさう)の回向と言ふは
●真仏土巻
1 謹んで真仏土を按ずれば
2 それ報を按ずれば、如来の
●化身土巻
1 ここを以て愚禿釈(ぐとくしゃく)の鸞