• 発売日:2014/12/19
  • 出版社:講談社
  • ISBN:9784062578943

読み込み中…

エントロピーをめぐる冒険 初心者のための統計熱力学

エントロピーをめぐる冒険 初心者のための統計熱力学

通常価格 1,210 円(税込)
通常価格 セール価格 1,210 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2014/12/19
  • 出版社:講談社
  • ISBN:9784062578943
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
いったいエントロピーって何なのでしょう? 教科書には無味乾燥でとっつきにくい数式が並ぶばかりで、こうした疑問に答えてくれません。ならば、人類がどのようにして自然の中に潜むこの「怪物」を発見したのか、どのような必要に迫られ、どのようなプロセスをたどり、どのようにその姿をあぶりだしていったのかを再現し、追体験してみたら、その正体が見えてくるのではないか? これが本書の主旨です。


わかったようで、わからない――エントロピーについて、そう感じている人はとても多いようです。

「乱雑さ」のこと、と簡単に片づける見方もあれば、エネルギーと並ぶ物理学の最重要概念であり、宇宙のすべてを支配し、

私たちの運命さえも決めてしまう究極の理論、などと、やたら深遠なことを書いてある本もある――

いったいエントロピーって何なのでしょう? 教科書には無味乾燥でとっつきにくい数式が並ぶばかりで、こうした疑問に答えてくれません。

ならば、人類がどのようにして自然の中に潜むこの「怪物」を発見したのか、どのような必要に迫られ、どのようなプロセスをたどり、

どのようにその姿をあぶりだしていったのかを再現し、追体験してみたら、その正体が見えてくるのではないか? これが本書の主旨です。

実はエントロピーに悩んだのは、昔の天才たちも同じでした。あの電磁力学の祖マクスウェルさえも、最初はなかなか理解できなかったのです。

本書の主役となる3人の開拓者は、無理解と闘いながら、いかにしてエントロピーという新概念を見いだし、世界のすべてを記述する理論に育て上げ、

あらゆる科学技術へ応用する道を開いたのか――革命後、無残に没落した祖国フランスを憂える一人の青年の決意から、物語は始まります。

さあ、時代と国境を超えて、エントロピーをさがす壮大な冒険の旅に出かけましょう。

翻訳書『理系のための口頭発表術』の「イケてる」訳文が大好評を博した著者ならではの「ブルーバックス離れ」したナビゲーションも見ものです。
目次
まえがき
第1章 英雄の息子──革命後のパリ
第2章 わが名はエントロピー
第3章 憂鬱な教授──世紀末のウィーン
第4章 分子は踊る
第5章 田舎の天才──南北戦争のアメリカ
第6章 ミクロからマクロへ──「統計力学」の誕生
終 章 放たれた矢──深く、広く
エピローグ 旅の終わりと始まり
参考文献
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品